特急あずさに乗るんだけど、トイレって何号車にあるの? 長時間の乗車になるから、トイレの位置を事前に知っておきたい——そんな方、多いですよね。結論から言うと、特急あずさ(E353系)のトイレは12両編成の場合、1・2・4・6・8・9・11号車の計7両に設置されています。ただし9両編成のときは5両に減るので、座席選びの段階でトイレの位置を押さえておくのがポイントです。
この記事では、特急あずさのトイレがある号車を編成別に整理したうえで、バリアフリートイレの設備、トイレに近い座席の取り方、混雑を避けるコツ、子連れや車椅子の方向けの多目的室情報まで、乗る前に知っておきたいことをまるごとお伝えします。
✅ この記事でわかること
✓ 特急あずさのトイレがある号車(12両・9両編成別)
✓ バリアフリートイレ・おむつ替え台の場所と設備
✓ トイレに近い座席の選び方と混雑回避のコツ
✓ 多目的室の場所・使い方・利用条件
特急あずさのトイレは全部で7両!号車番号を一覧でチェック

12両編成のトイレ設置号車はこの7両
特急あずさが12両編成で運行されるとき、トイレが設置されているのは1・2・4・6・8・9・11号車の計7両です。12両のうち半分以上にトイレがあるので、どの座席に座ってもそこまで遠くはありません。とくに4〜11号車の基本編成は、ほぼ1両おきにトイレがある形になっていて、移動距離は最大でも1両分程度で済みます。
これはE353系という現行車両の設計によるもので、JR東日本が2017年から導入した車両です。旧型のE257系と比べてトイレの配置が見直され、乗客がアクセスしやすい間隔で配置されています。
トイレは車両の端(デッキ部分)にあり、松本方の車端部に設置されていることが多いです。座席を選ぶときは、松本方の端(号車番号が大きい方向)に近い席を取ると、トイレまでの距離が短くなります。
🚆 特急あずさ トイレ設置号車ガイド(12両編成)
1号車 トイレあり(付属編成・新宿方先頭)
2号車 バリアフリートイレ+多目的室あり
3号車 トイレなし
4号車 トイレあり(基本編成ここから)
5号車 トイレなし
6号車 トイレあり
7号車 トイレなし
8号車 トイレあり
9号車 グリーン車・バリアフリートイレ+多目的室+AED
10号車 トイレなし
11号車 トイレあり
12号車 トイレなし(松本方先頭)
9両編成ではトイレが5両に減る——要注意
特急あずさには9両編成で運行される列車もあります。この場合、1〜3号車の付属編成が連結されないため、トイレがある号車は4・6・8・9・11号車の計5両です。12両編成と比べて2両分トイレが減るので、座席選びの重要度が上がります。
9両編成になるかどうかは、時間帯や曜日によって変わります。平日の日中や閑散期の列車は9両編成になることが多い傾向があります。乗車前にえきねっとやJR東日本の公式サイトで編成両数を確認しておくと安心です。
9両編成の場合、4号車が新宿方の先頭車両に近いポジションになります。4号車か6号車の席を取っておくと、トイレが近くて便利です。
トイレがない号車に座ってしまったら?
トイレが設置されていないのは3・5・7・10・12号車(12両編成時)です。ただし、これらの号車に座った場合でも、隣の号車にはほぼ確実にトイレがあります。たとえば5号車なら4号車か6号車、7号車なら8号車、10号車なら9号車か11号車——いずれも隣接する号車にトイレがあるので、歩いて1〜2分の距離です。
12号車(松本方の先頭車両)だけは、トイレのある11号車まで1両分歩く必要がありますが、それでも距離は短いです。新幹線のように16両もある車両と違い、特急あずさはコンパクトな編成なので、トイレまで「遠くて困る」ということはほぼありません。
ただし、小さなお子さん連れや、頻繁にトイレを利用する方は、最初からトイレ付きの号車を指定しておくのが安心です。えきねっとで座席指定をするとき、号車を選べるので活用しましょう。
12両と9両でここが違う!編成別トイレマップ
そもそも12両と9両はどう見分ける?
特急あずさの編成両数は、乗る列車によって異なります。見分ける方法はいくつかあります。まずえきねっとで予約するとき、座席選択画面で編成の全体像が表示されるので、そこで号車数を確認できます。
もう1つの方法は、JR東日本の公式アプリやウェブサイトで列車ごとの編成情報を見ることです。「あずさ○号」で検索すれば、その列車が何両編成かわかります。
一般的な傾向として、朝夕の通勤時間帯や週末・繁忙期は12両編成、平日の日中は9両編成になることが多いです。ただし、これはあくまで傾向なので、乗車前に必ず確認してください。
ちなみに、特急かいじや富士回遊もE353系を使用しており、トイレの配置は基本的に同じ仕組みです。

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9両編成で困りやすいのは新宿方の座席
9両編成では1〜3号車が存在しないため、新宿方の先頭は4号車になります。4号車にはトイレがあるので問題ありませんが、5号車に座った場合は4号車か6号車のトイレを使う形になります。
12両編成のつもりで「2号車のバリアフリートイレを使おう」と考えていると、9両編成では2号車自体が存在しないので注意が必要です。9両編成でバリアフリートイレを使いたい場合は、9号車(グリーン車)のバリアフリートイレを利用することになります。
この点は子連れの方やベビーカーを持っている方にとって重要なポイントです。9両編成に乗る場合は、9号車近くの普通車(8号車か10号車)の席を取っておくと、バリアフリートイレにアクセスしやすくなります。
⚠️ 9両編成の落とし穴
9両編成では1〜3号車が連結されません。「2号車のバリアフリートイレを使おう」と計画していた場合、その車両自体が存在しないことになります。子連れ・車椅子の方は、必ず乗車前に編成を確認し、9両編成なら9号車周辺の席を確保しましょう。
編成別トイレ数の比較表
| 比較項目 | 12両編成 | 9両編成 |
|---|---|---|
| トイレ設置号車 | 1・2・4・6・8・9・11号車 | 4・6・8・9・11号車 |
| トイレ総数 | 7両(多い) | 5両 |
| バリアフリートイレ | 2号車・9号車の2箇所 | 9号車の1箇所のみ |
| 多目的室 | 2号車・9号車の2箇所 | 9号車の1箇所のみ |
| 運行傾向 | 朝夕・週末・繁忙期 | 平日日中・閑散期 |
※ガタンゴトン研究所調べ(2026年6月時点・JR東日本公式情報に基づく)
バリアフリートイレの中身を全公開|おむつ替え台もある?

2号車と9号車のバリアフリートイレは広さが段違い
E353系の2号車と9号車に設置されているバリアフリートイレは、一般のトイレと比べて2〜3倍の広さがあります。車椅子のまま入れるスペースが確保されており、手すりも左右に設置されています。
このトイレが広い理由は、バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)に基づいた設計がされているためです。JR東日本はE353系の設計段階から、車椅子利用者や高齢者が快適に使えるトイレを目指しました。
便器は洋式で、暖房便座とウォシュレットが標準装備です。洗面台は自動水栓で、液体石鹸も自動ディスペンサー、ハンドドライヤーも完備されています。新幹線のトイレと比べても遜色のない設備です。
バリアフリートイレは一般の方も使えますが、車椅子利用者や体の不自由な方が優先です。混雑時は一般トイレを使うようにしましょう。
おむつ替え台とチャイルドシートの場所
赤ちゃん連れの方に朗報です。2号車と9号車のバリアフリートイレには、折り畳み式のおむつ替え台(ベビーベッド)とチャイルドシートが設置されています。新宿〜松本間は約2時間30分の長丁場ですから、途中でおむつ替えが必要になることも多いですよね。
おむつ替え台は壁面に折り畳まれた状態で収納されており、使用時に引き下ろして使います。チャイルドシートは壁に取り付けられていて、おむつ替えの間に上のお子さんを座らせておくのに便利です。
注意点として、9両編成の場合はバリアフリートイレが9号車の1箇所のみになります。9号車はグリーン車ですが、トイレは車両のデッキ部分にあるため、グリーン車の乗客でなくても利用可能です。遠慮せず使ってください。

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一般トイレの設備も意外と充実している
バリアフリートイレ以外の一般トイレ(1・4・6・8・11号車)も、設備は充実しています。洋式便器に暖房便座が付いており、冬場の利用でも冷たい思いをしません。
各トイレの横には洗面所と男性用小便器も併設されています。洗面所は自動水栓で衛生的です。E353系は2017年のデビュー時から「在来線特急のトイレ設備を新幹線レベルに引き上げる」というコンセプトで設計されており、清潔感のある空間になっています。
一般トイレはバリアフリートイレほど広くはありませんが、普通に使う分には十分なスペースがあります。荷物を持ったまま入っても窮屈ではありません。ただし、スーツケースなど大きな荷物は座席近くの荷物置き場に置いてから行くのがスムーズです。
トイレに近い座席の取り方|号車と席番のベストポジション
狙い目は「トイレ設置号車のデッキ寄りの席」
特急あずさのトイレに近い席を取りたいなら、トイレが設置されている号車のデッキ寄り(車端部)の席を選びましょう。E353系のトイレは松本方(号車番号が大きい方向)の車端部に設置されていることが多いため、各号車の後方の席が近くなります。
たとえば4号車にトイレがある場合、4号車の後方席(松本方)に座れば、立ち上がって数歩でトイレに到着します。逆に4号車の前方席(新宿方)だと、車両を端から端まで歩くことになります。
えきねっとで座席指定をする際、座席表が表示されるので、号車内のどの位置かを確認できます。席番号が大きい方が松本寄りです。
普通車でおすすめの号車は4号車か8号車
普通車でトイレの利便性を重視するなら、4号車か8号車がおすすめです。理由は2つあります。まず、どちらの号車にもトイレが設置されていること。そして、9両編成・12両編成のどちらでもトイレがある号車なので、編成が変わっても安心です。
4号車は基本編成の新宿方の端にあり、9両編成でも存在する号車です。8号車は9号車(グリーン車)の隣にあるため、万が一8号車のトイレが混んでいても、9号車のバリアフリートイレを代わりに使えます。
逆に避けたいのは12号車です。12号車にはトイレがなく、最寄りの11号車まで1両分歩く必要があります。トイレを重視するなら、12号車はあまりおすすめしません。
✅ トイレ重視の座席選び まとめ
・どの編成でもトイレがある4号車・8号車が安心
・席番号は大きい番号(松本方)を選ぶとトイレに近い
・バリアフリートイレを使いたいなら8号車(隣の9号車にある)
・12号車はトイレなし。トイレ重視なら避けるのが無難
グリーン車(9号車)はトイレ環境が最強
特急あずさのグリーン車は9号車の1両のみです。グリーン車にはバリアフリートイレ、多目的室、車掌室、AEDが集中しており、トイレ環境としては車内で最も充実した号車です。
グリーン車の乗客はバリアフリートイレをすぐに利用でき、混雑時にも比較的空いている傾向があります。グリーン車自体の定員が少ない(普通車より座席数が少ない)ため、トイレの利用者も限られるからです。
グリーン料金は新宿〜松本間で普通車指定席にプラスして追加料金がかかりますが、トイレの近さ・設備の充実度・座席の快適さを考えると、長距離利用では選択肢に入れてよいでしょう。料金の詳細はJR東日本の料金ページで確認できます。
「トイレが混んでて使えない…」を防ぐ3つのテクニック

混むタイミングは発車直後と到着30分前
特急あずさのトイレが混雑するタイミングには、はっきりした傾向があります。発車直後の10〜15分間と、終着駅到着の30分前です。
発車直後は「乗車前にトイレに行けなかった」人が集中するため、一時的に列ができることがあります。とくに新宿駅は乗り換えでバタバタしがちなので、発車後すぐにトイレに行く人が多いんです。
到着30分前は「降りる前に済ませておこう」という心理が働くタイミングです。松本到着前や甲府到着前のこの時間帯は、普段は空いているトイレにも人が並ぶことがあります。
逆に狙い目は乗車30分〜1時間後。この時間帯は乗客が落ち着いて過ごしている時間なので、トイレはほぼ待たずに使えます。
隣の号車のトイレも選択肢に入れる
自分の号車のトイレが使用中だった場合、隣の号車のトイレに行くのが早いです。E353系はほぼ1両おきにトイレが配置されているので、隣の号車まで歩けば別のトイレが見つかります。
たとえば6号車のトイレが使用中なら、4号車か8号車のトイレへ。所要時間は歩いて1〜2分程度です。わざわざ戻って待つよりも、隣の号車に行ったほうが早く済むケースがほとんどです。
ドアの上にあるトイレの使用中ランプ(赤いランプ)で空き状況がわかるので、デッキに出たらまず確認してみましょう。ランプが赤なら使用中、消灯していれば空いています。
🎯 トイレ混雑回避の裏ワザ
・発車直後と到着30分前は混む。乗車30分〜1時間後が空いている
・使用中ランプを確認し、赤なら迷わず隣の号車へ移動
・新宿駅から乗る場合は、ホームのトイレを先に使っておくのが最善策
乗車前にホームのトイレを使っておくのが最善策
ぶっちゃけ、一番確実なのは乗車前にホームや駅構内のトイレを済ませておくことです。新宿駅なら9・10番線ホーム(中央線特急ホーム)にトイレがあります。甲府駅や松本駅にも改札内トイレがあるので、乗車前に利用しておきましょう。
新宿〜松本間の所要時間は約2時間30分、新宿〜甲府間は約1時間30分です。この時間を考えると、乗車前に1回済ませておけば、車内でトイレを使う回数を減らせます。
とくに小さなお子さん連れの場合は、乗車前に親子でトイレを済ませておくと、車内での移動が楽になります。新宿駅のホームのトイレは改札内にあるので、切符を持っていれば自由に使えます。Googleマップで新宿駅を見る
子連れ・車椅子の方が押さえておきたい多目的室の活用法
多目的室は2号車と9号車にある——授乳室代わりにも使える
E353系には2号車と9号車に多目的室が設置されています。この部屋は授乳や、体調が悪くなった方の休憩、車椅子利用者の着替えなど、プライバシーが必要な場面で使える個室です。
多目的室の中には椅子があり、この椅子は変形させてベッドにすることもできます。赤ちゃんの授乳やおむつ替えで使いたい場合は、乗車後に車掌さんに声をかければ鍵を開けてもらえます。
多目的室は予約制ではなく、車掌さんに申し出る形で利用します。使いたいときに車掌さんを探す手間がありますが、9号車には車掌室もあるので、9号車の多目的室なら車掌さんを見つけやすいです。
車椅子スペースと優先席の位置
車椅子での利用を考えている方は、9号車がベストポジションです。9号車には車椅子対応座席、バリアフリートイレ、多目的室がすべて集まっています。車椅子スペースは9号車のデッキ寄りに設置されており、ホームからの乗降もしやすい設計です。
車椅子での乗降を希望する場合は、事前にJR東日本に連絡しておくとスムーズです。駅係員がスロープを用意してくれるなど、乗降のサポートを受けられます。連絡はJR東日本のバリアフリー案内ページから可能です。
2号車(12両編成時のみ)にもバリアフリー設備がありますが、車椅子対応座席は9号車に集中しています。車椅子での利用なら9号車一択と考えてよいでしょう。
ベビーカーはどこに置く?荷物置き場との使い分け
ベビーカーを持って特急あずさに乗る場合、置き場所は主に2つあります。座席後方のスペースと、各号車のデッキ付近にある荷物置き場です。
座席後方のスペースは、最後列の座席の背もたれとの間に生まれる空間です。ベビーカーを畳めばここに収まるケースが多いです。この席を取りたい場合は、えきねっとで座席表を見ながら最後列を指定しましょう。
E353系には一部の号車にラゲージスペース(大型荷物置き場)も設置されています。ベビーカーが大きくて座席周りに置けない場合は、こちらを利用する手もあります。ただし、先に他の乗客の荷物で埋まっていることもあるので、早めの乗車がおすすめです。
E353系の多目的室の椅子がベッドに変形するのは、もともと急病人の搬送を想定した設計です。ただ現在は授乳やおむつ替えでの利用が多く、子連れの味方として活躍しています。利用は無料ですが、車掌さんへの申し出が必要です。
トイレだけじゃない!E353系の車内設備をまるっと紹介
全席コンセント完備——新幹線より充電しやすい?
E353系は全席にコンセントが設置されています。窓際だけでなく、通路側の座席にもコンセントがあるので、座る席を選びません。
コンセントの位置は座席の肘掛け部分にあります。スマホの充電はもちろん、ノートパソコンの使用も問題ありません。新宿〜松本間の約2時間30分、バッテリー切れの心配なく過ごせます。
ちなみに新幹線の場合、一部の車両では窓際席にしかコンセントがないことがあります。その点、E353系は全席対応なので、「コンセントのために窓際を取る」という必要がないのは嬉しいポイントです。
Wi-Fiは使える?通信環境の実態
E353系では車内Wi-Fiサービスが利用できます。JR東日本の無料Wi-Fi「JR-EAST FREE Wi-Fi」に対応しており、メールアドレスの登録で接続可能です。
ただし、中央線のルートは山間部を通過する区間が多く、トンネル内では通信が途切れることがあります。とくに笹子トンネル(約4.7km)や小仏トンネルを通過する際は、一時的に接続が不安定になることを覚悟しておきましょう。
安定した通信が必要な場合は、モバイルルーターやスマホのテザリングを補助的に使うのが現実的です。動画の視聴やオンライン会議など、大容量通信は山間部では厳しい場面があります。
荷物置き場・ラゲージスペースの位置
E353系には座席上の棚(通常の荷物棚)に加えて、一部の号車にラゲージスペース(大型荷物置き場)が設けられています。スーツケースやスキー板など、棚に載せられない大きな荷物はここに置けます。
ラゲージスペースは車両のデッキ付近に設置されています。先着順なので、大きな荷物がある場合は早めに乗車して場所を確保しましょう。とくに松本方面へのスキーシーズンは、ラゲージスペースが埋まりやすいです。
また、座席の最後列を指定すると、背もたれの後ろにスーツケース1個分程度のスペースが生まれます。確実に荷物を手元に置きたい方は、最後列を指定するのがおすすめです。
💡 座席選びのヒント
トイレ・荷物・コンセントをすべて考慮すると、トイレ設置号車の最後列・松本方の席がベストポジションです。トイレに近く、背もたれ後ろに荷物も置け、コンセントも使えます。えきねっとの座席表で「最後列」を選びましょう。
よくある失敗と誤解|乗る前に知っておけばよかった…を防ぐ
「全席指定なのを知らなかった」——自由席はありません
特急あずさには自由席がありません。2019年のダイヤ改正以降、特急あずさ・かいじは全車指定席になりました。これを知らずに「自由席でいいや」と乗車券だけで乗ろうとすると、車内で座席未指定券の料金を払うことになります。
座席未指定券で乗った場合、空いている席に座ることはできますが、指定券を持っている人が来たら移動しなければなりません。しかも料金は指定席と同額です。事前にえきねっとで座席指定をしておけば、好きな席を確実に確保でき、トイレに近い席も選べます。
えきねっとなら「チケットレス乗車」も可能で、紙のきっぷを受け取る手間も省けます。トイレの位置を考慮した座席選びをするなら、えきねっとでの事前予約が必須です。
「グリーン車のトイレは乗客専用」と思い込んでいませんか?
9号車(グリーン車)のバリアフリートイレは、グリーン車の乗客でなくても使えます。トイレはデッキ部分にあるため、普通車の乗客が利用しても問題ありません。
「グリーン車に入るのは気が引ける」と感じる方もいるかもしれませんが、デッキ部分は共有スペースです。客室内を通り抜ける必要はなく、デッキからトイレに直接アクセスできます。
とくに9両編成でバリアフリートイレが9号車にしかない場合、子連れの方や体の不自由な方は遠慮なく利用してください。JR東日本もデッキ部分のトイレは全乗客が利用できるものとして案内しています。
新宿駅での乗り場を間違える人が意外と多い
特急あずさは新宿駅の9・10番線ホームから発車します。中央線の快速電車(7・8番線)とは別のホームなので、間違えないように注意してください。
新宿駅は構造が複雑で、JR改札から特急ホームまでの移動に5〜10分かかることもあります。発車時刻の10分前にはホームに着いておくのが安心です。ホームに着いたら、トイレを先に済ませておくと車内で慌てません。
松本駅の場合は特急あずさの発着ホームが限られているので迷いにくいですが、甲府駅は在来線との乗り換えで迷う方がいます。甲府駅の特急ホームはGoogleマップで甲府駅を見るで確認しておくと安心です。
特急あずさは全車指定席です。自由席はありません。乗車前にえきねっとや窓口で座席指定をしておかないと、希望の号車(トイレ近くの席)を取れない可能性があります。当日の窓口は混雑することもあるので、事前のネット予約がおすすめです。
主要駅のトイレ情報も押さえておこう|新宿・甲府・松本
新宿駅|特急ホーム(9・10番線)のトイレ位置
新宿駅の特急あずさ発着ホーム(9・10番線)には、ホーム上にトイレがあります。場所はホームの中ほどで、階段を上がった先にあります。乗車前にここでトイレを済ませておくのが、車内での快適さを左右します。
新宿駅の改札内にもトイレは複数ありますが、ホーム上のトイレが最も近いです。とくに発車間際に「トイレに行きたい」となった場合、改札内のトイレまで戻る時間はありません。ホーム上のトイレの場所を事前に把握しておきましょう。
なお、新宿駅のトイレは利用者が多いため、混雑していることもあります。時間に余裕を持って行動するのがベストです。Googleマップで新宿駅を見る
甲府駅|改札内トイレと乗り換え時の注意点
甲府駅で特急あずさを降りる方、または甲府から乗車する方は、改札内のトイレの場所を知っておくと便利です。甲府駅の改札内トイレは改札口の近く、ホームからの階段を降りたコンコース階にあります。
甲府駅は特急あずさと身延線の乗り換え駅でもあります。身延線への乗り換え時間が短い場合(10分以内など)、トイレに寄る時間がないこともあるので、車内で先に済ませておくか、甲府駅に着いてすぐトイレに向かうか、事前に計画しておきましょう。
甲府駅は2024年にリニューアルされた部分もあり、トイレの設備は比較的新しいです。バリアフリートイレも改札内に設置されています。Googleマップで甲府駅を見る
松本駅|改札内外のトイレと周辺施設
松本駅は特急あずさの終着駅(一部列車は南小谷まで延長運転)です。松本駅の改札内トイレはホームからの階段を降りた改札階にあります。改札を出た後のトイレは、駅ビル「MIDORI松本」内にもあります。
松本駅から松本城や市内観光に向かう方は、駅で一度トイレを済ませておくのがおすすめです。松本城までは徒歩約15分で、途中にコンビニはありますが公共トイレは限られます。
松本駅の改札内トイレもバリアフリー対応です。車椅子の方やベビーカーの方は、駅係員に声をかければエレベーターの場所も案内してもらえます。Googleマップで松本駅を見る
新宿駅
9・10番線ホーム上にトイレあり
甲府駅
改札内コンコースにトイレあり
松本駅
改札内+駅ビルMIDORI内にトイレあり
まとめ|特急あずさのトイレ位置を把握して、安心の列車旅を
特急あずさ(E353系)のトイレは、12両編成なら1・2・4・6・8・9・11号車の計7両、9両編成なら4・6・8・9・11号車の計5両に設置されています。どの座席からも1両以内にトイレがある設計なので、基本的には安心して乗車できます。
ただし、バリアフリートイレやおむつ替え台が必要な方は、編成によって使える設備が変わるので注意が必要です。とくに9両編成ではバリアフリートイレが9号車の1箇所のみになるため、事前に編成を確認しておくことが大切です。
トイレに近い席を確保するなら、えきねっとでの事前予約がカギ。号車と席番号を指定して、快適な列車旅をスタートさせてください。
📝 この記事のポイントまとめ
- 12両編成のトイレ設置号車は1・2・4・6・8・9・11号車の7両
- 9両編成では4・6・8・9・11号車の5両(1〜3号車なし)
- バリアフリートイレ・おむつ替え台は2号車と9号車(9両編成は9号車のみ)
- トイレに近い席を取るなら4号車か8号車の松本方の席がおすすめ
- 混雑を避けるなら乗車30分〜1時間後に行くのがベスト
- グリーン車(9号車)のトイレは普通車の乗客も利用OK
- 特急あずさは全車指定席。えきねっとで事前に座席を指定しておこう
まずはえきねっとで乗車予定の列車の編成を確認し、トイレ設置号車の席を指定してみてください。座席表を見ながら「この号車ならトイレが近いな」と確認するだけで、当日の安心感がまったく違いますよ。
※記事の内容は2026年6月時点の情報に基づいています。ダイヤ改正や設備変更により変わる場合がありますので、最新情報はJR東日本の公式サイトでご確認ください。

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