北陸新幹線って「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」の4種類があるけど、正直どれに乗ればいいのかわからない…そんな方、多いですよね。結論から言うと、東京から金沢・敦賀まで最速で行きたいなら「かがやき」一択、途中駅に用があるなら「はくたか」、長野までなら「あさま」、北陸エリア内の移動なら「つるぎ」です。
ただ、それぞれ停車駅・料金・自由席の有無・所要時間が全然違うので、選び方を間違えると「30分以上余計にかかった」「自由席がなくて立ちっぱなし」なんてことも起こります。
✅ この記事でわかること
✓ 北陸新幹線4種類それぞれの特徴と違い
✓ 停車駅・所要時間・料金の比較表
✓ 目的別・シーン別のベストな列車の選び方
✓ 自由席の有無と座れる確率を上げるコツ
北陸新幹線は4種類!かがやき・はくたか・つるぎ・あさまの基本を30秒で理解

4列車の「格」を一言で表すとこうなる
北陸新幹線の4種類を東海道新幹線に例えると、かがやき=のぞみ、はくたか=ひかり、あさま=こだま(東京~長野版)、つるぎ=こだま(北陸版)というイメージです。
この4種類は「停車駅の数」で格付けされています。停車駅が少ないほど速く着くけれど、途中駅では乗り降りできない。逆に各駅停車タイプは時間はかかるけれど、軽井沢や糸魚川といった中間駅にアクセスできます。
北陸新幹線の全区間は東京~敦賀で、途中に24の駅があります。このうち「かがやき」が停まるのはたった8駅。残りの16駅に行くには「はくたか」「あさま」「つるぎ」を使う必要があるわけです。
ちなみに、4種類すべてが同じ線路を走っています。車両も同じE7系・W7系なので、乗り心地や座席の広さに差はありません。違うのは「どこに停まるか」と「自由席があるかどうか」だけです。
運行区間の違いが最大のポイント
かがやきとはくたかは東京~敦賀間の全区間を走りますが、あさまは東京~長野まで、つるぎは富山~敦賀間だけです。つまり、東京から金沢や福井に行くなら「かがやき」か「はくたか」の二択になります。
あさまは長野県内の駅(軽井沢・佐久平・上田・長野)へのアクセスに特化した列車。つるぎは北陸エリア内(富山・金沢・福井・敦賀)の移動用シャトルです。
この区間の違いを知っておくだけで、切符を買うときに「あ、この列車は目的地まで行かないな」という失敗を防げます。特に初めて北陸新幹線を使う人は、まず「自分の目的地がどの列車の運行区間内にあるか」を確認してください。
JR東日本の北陸新幹線ガイドページで、各列車の運行区間と停車駅を公式に確認できます。
使用車両はすべて同じE7系・W7系
「かがやきのほうが高級な車両を使っているのでは?」と思うかもしれませんが、実は4種類すべて同じE7系(JR東日本所属)またはW7系(JR西日本所属)を使っています。この2つは塗装の一部が微妙に違うだけで、車内設備は完全に同じです。
12両編成で、普通車・グリーン車・グランクラスの3クラス構成。座席の幅やピッチ、コンセントの位置も列車の種類によって変わることはありません。
つまり「かがやきに乗ったほうが座席が広い」ということはないので、純粋に「停車駅」「所要時間」「料金」「自由席の有無」で選べばOKです。
E7系とW7系の違いはJRのロゴマークだけ。E7系は「JR」マークが東日本仕様の緑色、W7系は西日本仕様の青色です。車内に入ってしまえば見分けがつかないので、どちらに当たっても乗り心地は同じです。
「かがやき」は最速だけど自由席がない?知っておくべき3つの特徴
東京~金沢を2時間27分で結ぶ最速列車
かがやきは北陸新幹線で最も速い列車で、東京~金沢間を約2時間27分で結びます。はくたかだと約3時間4分かかるので、かがやきを選ぶだけで約37分の時短になります。
停車駅は東京・上野・大宮・長野・富山・金沢・福井・敦賀の8駅のみ。高崎や軽井沢、上越妙高などの中間駅は全部通過するので、とにかく早く着きたい人向けです。

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1日の運転本数は10往復程度で、朝6時台~夜20時台まで約1〜2時間間隔で運行されています。はくたかに比べると本数が少ないので、時間が合わないときは「はくたか」を使うことになります。
ビジネスで東京~金沢・富山を日帰り往復する人や、観光で移動時間を最小限にしたい人には、かがやきが最適解です。
全車指定席なので事前予約が必須
かがやきの最大の注意点は「自由席がない」こと。全車指定席なので、必ず事前に座席を予約する必要があります。当日ふらっとホームに行って飛び乗る…ということができません。
これは東海道新幹線の「のぞみ」と同じ仕組み。繁忙期(GW・お盆・年末年始)は早めに埋まるので、2週間前には予約しておくのがおすすめです。
ただし、指定席が満席でも「立席特急券」で乗車できる場合があります。立席は座席の指定がないだけで、デッキや空いている座席に座ることは可能。ただし確実に座りたいなら、やはり早めの予約が鉄則です。
えきねっとなら乗車日の1ヶ月前の10時から予約開始。「事前受付」を使えばさらに1週間前から申し込めます。
⚠️ 注意点
かがやきには自由席がありません。ICカードで改札を通っても、かがやきに乗るには別途指定席の予約が必要です。「Suicaで乗れると思ったら改札で止められた」という失敗が多いので、必ず事前にきっぷまたはeチケットを購入してください。
グランクラスに乗れるのもかがやきの魅力
かがやきの12号車にはグランクラスが設定されています。グランクラスは「新幹線のファーストクラス」と呼ばれる最上級座席で、1列あたり2+1の3席配置、革張りのリクライニングシートが特徴です。
かがやきのグランクラスでは専任アテンダントによる飲料・軽食サービスが受けられます(はくたかのグランクラスはシートのみサービスの便あり)。東京~金沢間でゆったりくつろぎたいなら、かがやきのグランクラスが最高の選択肢です。
料金は東京~金沢間で普通車指定席より12,000円ほど高くなりますが、2時間半の移動が「旅の一部」として楽しめる特別な体験になります。

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はくたかは「ちょうどいい」万能型?停車駅と所要時間のバランスを解説

東京~金沢を約3時間4分、途中駅にも停車する準速達型
はくたかは北陸新幹線の「準速達型」で、かがやきが通過する中間駅にも停まります。東京~金沢間の所要時間は約3時間4分。かがやきより37分ほど余分にかかりますが、その分アクセスできる駅が多いのがメリットです。
東京~長野間では高崎・軽井沢・佐久平・上田に停車する便が多く(一部通過あり)、長野~敦賀間ではほぼ各駅に停車します。上越妙高・糸魚川・黒部宇奈月温泉・新高岡といった駅に行くなら、はくたか一択です。
1日の運転本数はかがやきより多く、15往復前後。朝の早い時間から夜まで幅広い時間帯で走っているので、時間の融通が利きやすいのも強みです。
「かがやきの時間に合わない」「途中の駅で降りたい」という場合は、迷わずはくたかを選びましょう。
自由席があるから当日でも乗れる
はくたかにはかがやきと違って自由席があります。1〜4号車が自由席で、5〜10号車が指定席、11号車がグリーン車、12号車がグランクラスという構成です。
自由席のメリットは「予約不要で当日乗れる」こと。急な予定変更にも対応しやすく、1本前や1本後の列車に自由に乗り換えられます。料金も指定席より530円安くなります。
平日の日中や、始発の東京駅から乗る場合は自由席でも余裕で座れることが多いです。ただし金曜夜の下りや日曜夕方の上りは混雑するので、確実に座りたいなら指定席を取るか、発車15分前にはホームに並んでおくのがコツです。
東京駅は始発駅なので全席空の状態で乗れますが、上野・大宮から乗る場合は窓側が埋まっていることも。早めの乗車をおすすめします。
長野~金沢間の「各駅停車」区間は景色を楽しむチャンス
はくたかは長野を出ると飯山・上越妙高・糸魚川・黒部宇奈月温泉・富山と各駅に停まります。この区間は日本海側に出るルートで、糸魚川付近では一瞬だけ日本海が見えることも。
特に飯山~上越妙高間はトンネルが多いですが、上越妙高~糸魚川間で抜ける瞬間の山岳風景は見応えがあります。E席(進行方向右側)に座ると景色を楽しみやすいです。
所要時間が長い分、車内でゆっくり駅弁を食べたり仕事をしたりする時間が取れるのも、はくたかの隠れたメリット。コンセントは全席に完備されているので、PC作業も安心です。
観光目的で景色を楽しみたい方や、途中下車の旅を計画している方には、はくたかがベストな選択です。
✅ おすすめポイント
はくたかは東京駅始発なので、自由席でも発車15分前に並べばほぼ確実に座れます。4号車は自由席の中でも最後尾にあたるため乗客が流れにくく、穴場になりやすいです。
あさまは長野までの通勤・通学の足?意外な使い方も紹介
東京~長野間の各駅停車、約1時間40分の近距離便
あさまは東京~長野間だけを走る列車で、途中の高崎・安中榛名・軽井沢・佐久平・上田にも停車します(一部駅通過の便あり)。東京~長野間の所要時間は約1時間40分です。
1日の運転本数は16往復前後と4種類の中で最も多く、朝6時台から夜22時台まで走っています。本数が多いので、乗り遅れても次の便にすぐ乗れるのが安心ポイント。
長野県内への出張や、軽井沢への日帰り旅行、上田の温泉旅行など「東京~長野間の移動」に特化した列車と考えてください。金沢や富山には行けないので注意が必要です。
通勤で使っている人も多く、朝夕は高崎・軽井沢方面のビジネスパーソンで混みやすい傾向があります。
自由席は1〜5号車、座れる確率が高い
あさまの自由席は1〜5号車の5両分。12両編成のうち約4割が自由席なので、はくたかより座れる確率が高いです。
特に平日10時〜15時の便はガラガラのことが多く、2席独占も珍しくありません。通勤時間帯(朝7〜9時、夕方17〜19時)は混みますが、それでも高崎で多くの乗客が降りるので、高崎以降は空席が出やすくなります。
自由席の料金は東京~長野で指定席より530円安い設定。頻繁に利用する人にとってはこの差額が積もり積もって大きな節約になります。回数券は廃止されましたが、えきねっとのトクだ値を使えば最大35%オフで指定席が取れるので、こちらも要チェックです。
軽井沢駅で降りる人が多いので、軽井沢以降の区間は車内がかなり空きます。上田・長野方面に行く方は、混雑を気にしすぎなくて大丈夫です。
軽井沢・上田へのアクセスならあさまが最適解
かがやきもはくたかも軽井沢には停まりません(一部のはくたかは停車)。軽井沢に確実に行きたいなら、あさまを選ぶのが正解です。東京~軽井沢は約1時間10分で到着します。
上田駅も同様で、あさまなら確実に停車しますが、かがやきは通過。はくたかも一部便は通過するので時刻表の確認が必要です。あさまなら「乗れば必ず停まる」安心感があります。
週末の軽井沢アウトレットや、別荘地への移動、上田城の観光など、長野県内のスポットへ行くならあさまを軸にスケジュールを組むのがおすすめ。本数が多いので帰りの時間も柔軟に調整できます。
なお、長野駅で「はくたか」や「かがやき」に乗り換えれば金沢方面にも行けます。あさま+はくたかの乗り継ぎは、かがやきが満席のときの裏ワザとして覚えておくと便利です。
🎯 裏ワザ
軽井沢に行くとき、あさまの自由席なら東京~軽井沢が約4,000円台(乗車券+自由席特急券)。在来線の特急より速くて快適なのに、高速バスとの価格差は1,000円程度しかありません。時間を買えるコスパ最強の移動手段です。
つるぎは北陸のシャトル便?敦賀延伸で「実は速い」列車に変身

富山~敦賀間の北陸エリア内シャトル
つるぎは富山~敦賀間を結ぶ北陸エリア内のシャトル列車です。東京方面には行きません。もともとは2015年の北陸新幹線金沢開業時に、富山~金沢間の短距離連絡用として誕生しました。
2024年3月の敦賀延伸で運行区間が富山~敦賀に拡大。それまで特急サンダーバードが担っていた金沢~敦賀間の役割を引き継いだ形です。関西・名古屋方面から敦賀で乗り換えて金沢・富山に向かう人が主なターゲットになっています。
1日の運転本数は18往復前後と多く、敦賀での特急サンダーバード・しらさぎとの接続を考慮したダイヤが組まれています。関西から金沢に行く場合は「サンダーバード+つるぎ」が標準ルートです。
自由席は1〜4号車に設定されており、区間が短いので混雑時以外はほぼ座れます。
速達タイプの「つるぎ」はかがやきより停車駅が少ない区間も
2024年の敦賀延伸で面白い現象が起きました。金沢~敦賀間において、一部のつるぎが「かがやき」より停車駅が少ないんです。
具体的には、速達タイプのつるぎは金沢~敦賀間で福井のみ停車(小松・加賀温泉・芦原温泉・越前たけふを通過)。一方、かがやきは金沢~福井~敦賀と停まるので、この区間だけ見るとつるぎのほうが速いという逆転現象が発生しています。
この速達つるぎは9往復設定されており、金沢~敦賀間を約40分で結びます。各駅タイプのつるぎは約55分かかるので、15分の差があります。
金沢~敦賀間を急いで移動したい場合は、時刻表で「速達タイプのつるぎ」を選ぶと時間を節約できます。JRおでかけネットの時刻表で確認できます。
「つるぎ」の名前の由来は、富山県と石川県の県境にそびえる剱岳(つるぎだけ)。一方「かがやき」は北陸の光り輝く未来をイメージした名前で、かつて越後湯沢~金沢間を走っていた在来線特急の名前を引き継いでいます。
関西・名古屋から北陸へ行くなら「つるぎ」は必ず使う列車
大阪・京都から金沢に行く場合、現在のルートは「特急サンダーバードで敦賀→つるぎに乗り換えて金沢」です。名古屋からは「特急しらさぎで敦賀→つるぎに乗り換え」。どちらも敦賀駅でつるぎへの乗り継ぎが発生します。
敦賀駅での乗り換えは同一ホームまたは隣接ホームで、乗り換え時間は8〜15分程度に設定されています。階段の上り下りなしでスムーズに乗り換えられるよう配慮されているので、大きな荷物があっても安心です。
関西方面からの利用者にとって、つるぎは「意識しなくても必ず使う列車」。乗り換えの待ち時間を有効に使いたいなら、敦賀駅の在来線改札内にあるお土産ショップやカフェをチェックしてみてください。
なお、将来的に北陸新幹線が新大阪まで延伸すれば、このつるぎでの乗り換えは不要になります。ただし開業時期は未定なので、当面はつるぎが関西~北陸の接続役を担い続けます。
4種類の料金・所要時間を一覧比較!東京~金沢で最大4,520円の差
東京~金沢間の料金比較表(ガタンゴトン研究所調べ)
北陸新幹線の料金は「どの列車に乗るか」で変わります。かがやきは全車指定席なので指定席料金が必須、はくたかなら自由席を選べば530円安くなる、という違いがあります。
| 列車 | 普通車指定席 | 自由席 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| かがやき | 14,600円 | 設定なし | 約2時間27分 |
| はくたか | 14,600円 | 14,070円 | 約3時間4分 |
指定席の料金はかがやきもはくたかも同じ14,600円(通常期)。差が出るのは「自由席が使えるかどうか」です。はくたかの自由席なら14,070円で乗れるので、かがやきの指定席と比べると530円の差。この530円で37分の時短を買うかどうか、という選択になります。
閑散期(1月・2月の平日など)は指定席が200円引きの14,400円、繁忙期(GW・お盆など)は200円増しの14,800円、最繁忙期は400円増しの15,000円になります。
なお上記は正規料金です。割引きっぷを使えば大幅に安くなります(次の見出しで詳しく解説)。
トクだ値・eチケットでここまで安くなる
北陸新幹線の割引きっぷは主に「えきねっと」から購入できます。東京~金沢間の割引料金をまとめると:
トクだ値14(14日前まで購入):10,080円 → 正規料金から4,520円OFF
トクだ値1(前日まで購入):12,960円 → 正規料金から1,640円OFF
新幹線eチケット:14,400円 → 正規料金から200円OFF
最も安いのはトクだ値14の10,080円。正規料金の14,600円と比べると約31%OFFです。ただし14日前までに購入する必要があり、列車・座席の変更ができない(払い戻しは手数料がかかる)という制約があります。
「予定が確定している」なら迷わずトクだ値14、「変更の可能性がある」ならトクだ値1が現実的な選択です。
予約はえきねっと(JR東日本)から。JR西日本エリアからの予約はe5489でも購入可能です。
東京~長野(あさま)の料金は8,000円台
あさまで東京~長野間を移動する場合の料金は、普通車指定席で8,340円程度、自由席で7,810円程度です。金沢まで行くより当然安いですが、それでも片道8,000円は決して安くない金額。
あさまでもトクだ値は使えます。えきねっとで東京~長野のトクだ値14を探すと、6,000円台で購入できることがあります。長野への出張や旅行が決まっているなら、早めにチェックする価値は十分あります。
また、東京~軽井沢間だけなら正規料金でも5,000円台。気軽な日帰り旅行にはちょうどいい価格帯です。自由席ならさらに530円安くなるので、軽井沢往復で1,060円の節約になります。
つるぎの料金は区間が短い分お手頃で、富山~金沢は自由席で3,000円台、金沢~敦賀も自由席で3,000円台です。北陸エリア内の移動なら気軽に使える価格設定です。
💡 ヒント
えきねっとの「トクだ値14」は発売開始(乗車日の1ヶ月前10時)と同時に売り切れることもあります。特に金曜夕方の下り、日曜夕方の上りは争奪戦。発売日の10時にスタンバイして即購入するのが確実です。
目的地別ベストチョイス|あなたはどの列車に乗るべき?
金沢・富山に最速で行きたい → かがやき一択
東京から金沢・富山へ最も速く到着したいなら、迷わず「かがやき」を選んでください。金沢まで2時間27分、富山まではさらに短い約2時間8分です。
ビジネスの日帰り出張で「現地での時間を最大化したい」場合や、旅行で「移動はさっさと終わらせて観光に集中したい」場合は、37分の時短効果は大きいです。往復で74分の差になりますから。
ただし全車指定席なので、必ず事前予約を。当日急に行くことになった場合は、はくたかの自由席を使う方が確実です。かがやきが満席=その便には乗れない、ということを覚えておきましょう。
おすすめの座席はE席(2人席の窓側)。大宮~高崎間で富士山が見えることがあり、長野付近では北アルプスの山並みも楽しめます。
軽井沢・上田・佐久平へ行く → あさま一択
軽井沢・上田・佐久平に行くなら「あさま」が最適。これらの駅には「かがやき」は停まりませんし、「はくたか」も一部便しか停まりません。あさまなら全便が停車するので、時刻表を気にせず安心して乗れます。
東京~軽井沢は約1時間10分、東京~上田は約1時間25分。在来線時代の半分以下の時間で到着できます。本数も1時間に1〜2本あるので、帰りの時間を気にせず観光を楽しめるのもポイント。
軽井沢はアウトレットモール・旧軽井沢銀座・星野リゾートなど観光スポットが豊富。上田は上田城・別所温泉が人気です。日帰りでも十分楽しめるので、あさまで気軽に出かけてみてください。
なお、安中榛名駅に停まるあさまは限られています。安中榛名駅を利用する場合は事前に時刻表で確認してください。
上越妙高・糸魚川・黒部宇奈月温泉へ行く → はくたか
長野以北の中間駅(飯山・上越妙高・糸魚川・黒部宇奈月温泉・新高岡)に行くなら「はくたか」です。かがやきはこれらの駅を全部通過してしまうので、選択肢はありません。
上越妙高駅はスキーリゾート(妙高高原・赤倉温泉)への玄関口。糸魚川駅はヒスイで有名な糸魚川ジオパークの拠点。黒部宇奈月温泉駅は宇奈月温泉や黒部ダムへのアクセス駅です。
これらの駅は観光地として魅力的なのに、かがやきが停まらないために「行きにくい」と思われがちです。でもはくたかなら東京から直通で、上越妙高まで約2時間、黒部宇奈月温泉まで約2時間30分で到着できます。
スキーシーズン(12〜3月)は上越妙高駅行きの乗客が増えるため、はくたかの自由席が混むことがあります。冬季は指定席の事前予約がおすすめです。
大阪・京都・名古屋から金沢へ → つるぎ(乗り換え)
関西・中京圏から金沢に向かう場合は、敦賀駅でつるぎに乗り換えるのが標準ルートです。大阪~金沢は「サンダーバード+つるぎ」で約2時間40分、名古屋~金沢は「しらさぎ+つるぎ」で約3時間です。
敦賀での乗り換えが面倒に感じるかもしれませんが、実際はホーム間の移動が短く、接続時間も最適化されているのでスムーズです。乗り換え時間が8分程度の便もあるので、その場合はトイレは車内で済ませておくのが安心。
つるぎの速達タイプを選べば金沢~敦賀間が約40分。各駅タイプだと約55分なので、時間に余裕がないときは時刻表で速達便を探しましょう。
JR西日本のJRおでかけネットで、サンダーバード+つるぎの通し検索ができます。乗り換え案内も自動で表示されるので便利です。
🔵 東京方面から
金沢・富山 → かがやき
途中駅 → はくたか
長野県内 → あさま
🟠 関西・名古屋から
金沢・富山 → つるぎ(敦賀乗換)
福井 → つるぎ各停
敦賀接続 → 速達つるぎ狙い
停車駅一覧で丸わかり!どの列車がどこに停まるのか完全整理
全停車駅×列車種類の対応表
北陸新幹線の停車駅と各列車の停車パターンを一覧表にまとめました。「自分が降りたい駅にどの列車が停まるか」を確認するのに使ってください。
| 駅名 | かがやき | はくたか | あさま | つるぎ |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | ● | ● | ● | − |
| 上野 | ● | ● | ● | − |
| 大宮 | ● | ● | ● | − |
| 熊谷 | × | × | △ | − |
| 本庄早稲田 | × | × | △ | − |
| 高崎 | × | ● | ● | − |
| 安中榛名 | × | × | △ | − |
| 軽井沢 | × | △ | ● | − |
| 佐久平 | × | △ | ● | − |
| 上田 | × | △ | ● | − |
| 長野 | ● | ● | ● | − |
| 飯山 | × | ● | − | − |
| 上越妙高 | × | ● | − | − |
| 糸魚川 | × | ● | − | − |
| 黒部宇奈月温泉 | × | ● | − | − |
| 富山 | ● | ● | − | ● |
| 新高岡 | × | △ | − | ● |
| 金沢 | ● | ● | − | ● |
| 小松 | × | ● | − | △ |
| 加賀温泉 | × | ● | − | △ |
| 芦原温泉 | × | ● | − | △ |
| 福井 | ● | ● | − | ● |
| 越前たけふ | × | ● | − | △ |
| 敦賀 | ● | ● | − | ● |
●=全列車停車、△=一部列車のみ停車、×=通過、−=運行区間外
この表を見ると、かがやきが停まるのは8駅だけ。それ以外の駅に用がある人は「はくたか」「あさま」「つるぎ」を使う必要があることがわかります。
「△」の駅に行くときの確認方法
表で「△」になっている駅(軽井沢・佐久平・上田・新高岡など)は、列車によって停まったり通過したりします。この場合、必ず時刻表で個別に確認してください。
確認方法は簡単。えきねっとやJRおでかけネットで「乗車駅→降車駅」を検索すれば、その駅に停まる列車だけが表示されます。あるいは駅探の北陸新幹線ページでも停車駅パターンを確認できます。
特に注意が必要なのは「はくたかの軽井沢停車」。はくたかは基本的に長野以南の一部駅を通過しますが、朝夕の便は軽井沢に停まることがあります。軽井沢に行く場合は、はくたかよりもあさまを選ぶのが確実です。
また、熊谷・本庄早稲田・安中榛名の3駅は、基本的にあさまの一部便しか停まりません。これらの駅を利用する場合は、必ず時刻表で停車便を確認してから乗ってください。
間違えやすいパターン:「かがやき」で途中駅に行こうとする失敗
初めて北陸新幹線に乗る人がやりがちな失敗が「かがやきに乗って軽井沢で降りようとする」パターン。かがやきは軽井沢を通過するので、乗ってしまったら長野まで降りられません。
同様に「かがやきで上越妙高に行こう」「かがやきで糸魚川に行こう」も不可能。これらの駅にはかがやきは一切停まりません。
逆に「はくたかで金沢に行けるの?」という疑問を持つ人もいますが、はくたかは金沢に停まります。かがやきだけが金沢行きの手段ではないので、はくたかの自由席で気軽に金沢に行くのも全然アリです。所要時間は37分余計にかかりますが、自由席で安く行けるメリットがあります。
チケットを買う前に「自分が降りたい駅にその列車が停まるか」を必ず確認する習慣をつけてください。上の停車駅表をブックマークしておくと便利です。

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自由席で座るコツと指定席を安く取る方法
はくたか・あさまの自由席で確実に座る3つのコツ
はくたかとあさまには自由席がありますが、混雑する時間帯だと座れないこともあります。確実に座るための3つのコツを紹介します。
コツ1:始発の東京駅から乗る。東京駅は北陸新幹線の始発駅なので、全席が空の状態から乗車できます。発車10〜15分前にホームに並べば、窓側でも余裕で確保できます。上野・大宮から乗る場合はすでに席が埋まっている可能性があるので、混雑時は避けるのが無難。
コツ2:4号車を狙う。自由席の中で最も端にあたる号車は、ホームの階段から遠いため乗客が流れにくく、空いていることが多いです。はくたかなら4号車、あさまなら5号車が穴場です。
コツ3:混む時間帯を避ける。金曜18〜20時の下り、日曜15〜18時の上りが最も混みます。これを避けて平日の日中や、土曜の午前中に移動すれば、自由席でもガラガラのことが多いです。
かがやきの指定席を「トクだ値14」で31%OFFにする手順
かがやきは全車指定席ですが、えきねっとの「トクだ値14」を使えば東京~金沢が10,080円(正規14,600円の約31%OFF)で乗れます。手順は以下の通り:
えきねっとに会員登録(無料)
乗車日の14日前までに「トクだ値14」で予約
当日は「新幹線eチケット」としてICカードで改札タッチ
ポイントは「14日前」という期限。これを過ぎると「トクだ値1」(12,960円)になり、割引幅が小さくなります。旅行の予定が決まったら、まず14日前のカレンダーにリマインダーを設定しておくのがおすすめです。
トクだ値14は座席数限定なので、人気の便(朝一番のかがやき、金曜夕方のかがやき)は発売開始と同時に売り切れることも。発売日は乗車日の1ヶ月前の10時です。
グリーン車・グランクラスは「こっそり空いている」穴場の時間帯
グリーン車(11号車)とグランクラス(12号車)は料金が高い分、普通車より空いていることが多いです。特に平日の日中便はガラガラのことも珍しくありません。
グリーン車の追加料金は東京~金沢で約5,000円。普通車の2+3列配置に対してグリーン車は2+2列で、座席幅が広くリクライニング角度も深い。2時間半の移動がかなり快適になるので、疲れているときや集中して仕事をしたいときには投資の価値ありです。
穴場の時間帯は平日の10〜14時。この時間帯のかがやきグリーン車は乗車率3〜4割程度のことが多く、隣に誰も来ない確率が高いです。静かに過ごしたい人にはおすすめの時間帯です。
グランクラスは12号車の18席のみ。東京~金沢で普通車指定席+約12,000円と高額ですが、専任アテンダントのサービスを受けながら移動できる唯一の手段です。特別な日の利用に向いています。

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まとめ|北陸新幹線4種類の選び方はシンプル
北陸新幹線の4種類「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」の違いは、突き詰めると「どこに停まるか」「自由席があるか」の2点だけです。車両は全部同じE7系・W7系なので、座席の快適さに差はありません。
選び方をシンプルにまとめると:東京から金沢・富山に最速で行きたいなら「かがやき」、途中駅に用があるか自由席を使いたいなら「はくたか」、長野県内の駅に行くなら「あさま」、北陸エリア内の移動や関西からの乗り継ぎなら「つるぎ」。これだけ覚えれば迷いません。
料金面では、正規料金ならどの列車でも同じ区間は同じ金額(自由席は530円安い)。割引きっぷを使えば最大31%OFF(トクだ値14で東京~金沢10,080円)になるので、予定が決まっているなら早めの予約が鉄則です。
📝 ポイントまとめ
- かがやき=最速(東京~金沢2時間27分)、全車指定席、事前予約必須
- はくたか=準速達(東京~金沢3時間4分)、自由席あり、途中駅にも停車
- あさま=東京~長野専用、自由席5両で座りやすい、本数最多
- つるぎ=富山~敦賀のシャトル、速達タイプは金沢~敦賀40分
- 車両は全種類同じE7系/W7系、座席の差なし
- トクだ値14なら東京~金沢が10,080円(31%OFF)
- 自由席で座るなら東京駅始発+端の号車+混雑時間帯を避ける
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※料金・ダイヤ・停車パターンは改正により変更される場合があります。最新情報はJR東日本公式サイトおよびJR西日本公式サイトでご確認ください。

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