「ひかりの時刻表を見たけど、自分の降りたい駅に止まるのかよくわからない」「のぞみとどれくらい時間が違うの?」——新幹線ひかりの時刻を調べていると、こんなモヤモヤにぶつかりませんか?
ぶっちゃけ、ひかりの時刻表がわかりにくい最大の理由は「同じひかりでも、列車ごとに停車駅が違う」ことです。のぞみは停車駅がほぼ固定ですが、ひかりは小田原に止まる列車、豊橋に止まる列車、静岡・浜松に止まる列車、熱海や三島に止まる列車……とバリエーションがあります。逆に言えば、このパターンさえつかめば時刻表は一気に読みやすくなります。
この記事では、JR東日本の公式時刻表(2026年10月版)に載っている実在のひかりの時刻を使って、停車駅のパターン、東京〜新大阪の所要時間(多くの列車で2時間54分)、のぞみとの料金差、時刻表の調べ方までまとめて解説します。乗る前にここだけ読めば、迷わず「自分に合うひかり」を選べるようになります。
✅ この記事でわかること
✓ ひかりの停車駅パターンと実在列車の時刻(東京発・新大阪発)
✓ 東京〜新大阪・名古屋・静岡などの所要時間とのぞみとの差
✓ ひかりの指定席料金とシーズン別の増減
✓ 公式時刻表の調べ方と、運転日の見落としを防ぐコツ
ひかりの時刻表を読む前に押さえたい4つの基本

ひかりは「のぞみとこだまの中間」の速達列車
結論から言うと、ひかりは東海道・山陽新幹線でのぞみより停車駅が多く、こだまより少ない中間の列車です。のぞみが東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪とほぼ固定の駅だけに止まるのに対して、ひかりはその間にある静岡・浜松・豊橋・小田原・岐阜羽島・米原などに「列車ごとに選んで」止まります。
なぜこんな作りになっているかというと、のぞみが通過してしまう中規模の駅にも、速い列車で行ける手段を用意するためです。全部の駅に止まるこだまだけだと時間がかかりすぎるので、ひかりが「途中の主要駅+大都市」をつなぐ役割を担っています。
具体的に見てみると、東京13:03発のひかり713号は品川・新横浜・三島・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪と止まって、山陽新幹線に入って新神戸・西明石・姫路・相生を経て岡山17:02着です。一方、東京08:33発のひかり635号は新横浜の次が豊橋で、名古屋から先は岐阜羽島・米原・京都に止まって新大阪11:27着。同じ「ひかり」でも、途中の止まり方がまったく違うのがわかります。
コツは、時刻表を見るときに「ひかり」という名前ではなく「号数と停車駅」をセットで確認すること。これだけで「乗ったら目的の駅を通過した」という事故はほぼ防げます。
列車番号「9667A」は何を意味している?
時刻表の列車ページには「ひかり667号(列車番号 9667A)」のように、号数とは別に列車番号が書かれています。結論として、号数の頭に「9」が付いた列車番号は運転日が限られる列車のサインだと覚えておくと便利です。
実際、ひかり667号のページには「9月18~27日・10月2~4・9~12・16~18・22~25・29日~11月1・3・5~8・12~15・19~23・26~29日運転」と運転日がずらりと並んでいます。毎日走る列車ではないということですね。一方、広島06:20発のひかり700号は列車番号が「700A」で、頭に9は付いていません。
東海道・山陽新幹線の列車番号には、確認した列車ではいずれも末尾に「A」が付いていました。乗客がふだん気にすることは少ないですが、時刻表サイトで同じ号数の列車が複数ヒットしたときの見分けにも役立ちます。
実用的なコツとしては、列車番号が9000番台の列車を予定に組み込むときは、必ず乗る日がその列車の運転日に入っているかを確認すること。旅行の計画を1か月前に立てても、運転日が飛び飛びの列車だと当日は走っていない、ということが起こり得ます。
ひかりの号数は「下りが奇数・上りが偶数」。東京から西へ向かうひかり713号・635号は奇数、東京へ向かうひかり700号・656号は偶数です。号数を見るだけで「どっち向きの列車か」が判別できるので、時刻表サイトで検索結果が混ざったときの目印になります。
番線の数字は「その駅で乗るホーム」
JR東日本の時刻表の列車ページには、各駅の時刻の横に番線が書かれています。結論、この数字が「その駅で発着するホームの番号」です。たとえばひかり667号は東京17番線発・名古屋16番線着、ひかり700号は新大阪25番線・名古屋15番線と記載されています。
番線が載っている理由は、新幹線の駅は同じ方向でも複数のホームを使い分けているからです。東京駅の東海道新幹線ホームだけでも、ひかり713号は14番線、ひかり635号は15番線、ひかり653号は16番線、ひかり667号は17番線と、列車によって違います。
乗り換えの多い駅ほど番線の確認が効きます。名古屋駅の場合、確認した下りのひかり(635号・645号・653号・661号)は17番線、岡山行きの713号は16番線と、同じ下りでもホームが分かれていました。
コツは、出発駅の番線だけでなく、乗り換える駅の到着番線もメモしておくこと。在来線への乗り換え時間が短いときに、ホームで迷う時間を減らせます。ただし当日のダイヤ乱れで番線が変わることもあるので、最終的には駅の発車標で確認してください。
使用車両はN700系、設備は時刻表ページに書いてある
確認したひかりの時刻表ページには「使用車両:N700系 / 全車禁煙 / グリーン車指定席 / 普通車一部指定席」と表示されていました。つまり、グリーン車は指定席、普通車は指定席と自由席の両方があるということです。
「普通車一部指定席」という書き方がポイントで、これは普通車の一部が自由席になっていることを表します。のぞみも同じ表記ですが、のぞみは繁忙期に全席指定になる期間があります。実際、のぞみ98号のページには「9月18~23日・10月10~12日は全席指定席で運転」と注記がありました。ひかりの時刻表ページでも、こうした備考欄に特別な扱いが書かれるので、目を通しておくと安心です。
設備の表記は列車ごとに出るので、たとえば車いす対応設備や多目的室の有無などを知りたい場合も、まずは乗る列車のページを開くのが早道です。
実用的なコツは、自由席を使う予定なら、時刻表ページの備考欄に「全席指定席で運転」の記載がないかをチェックすること。自由席があるつもりで駅に行って、指定席しかないと気づくのは避けたいですよね。
新幹線ひかりの時刻表を東京発で読む|停車駅は大きく4パターン
○時03分発の岡山行きは静岡・浜松に止まる
東京発のひかりで確認した岡山行き5本(701号・707号・713号・715号・719号)は、すべて東京○時03分発でした。停車駅は品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪、そこから山陽新幹線の新神戸・西明石・姫路・相生を経て岡山です。
このタイプの特徴は、名古屋〜京都の間で岐阜羽島・米原に止まらないこと。その代わり、静岡・浜松という静岡県の2大都市に止まります。東京から静岡県内に行く人にとっては、ありがたい列車です。
さらに細かく見ると、熱海や三島に追加で止まる列車があります。707号と719号は熱海に停車(707号は熱海10:39着)、713号は三島に停車(三島13:45着)、701号と715号は熱海にも三島にも止まりません。701号は東京07:03発で静岡08:02着、713号は東京13:03発で静岡14:02着です。
コツは、熱海・三島で降りたい人は、03分発の岡山行きでも「どの号か」まで確認すること。同じ03分発でも、熱海に止まる号と三島に止まる号、どちらにも止まらない号が混ざっています。
| 列車 | 東京発 | 新横浜〜名古屋の停車駅 | 新大阪着 | 終点 |
|---|---|---|---|---|
| ひかり701号 | 07:03 | 静岡・浜松 | 09:57 | 岡山 11:06 |
| ひかり707号 | 10:03 | 熱海・静岡・浜松 | 12:57 | 岡山 14:02 |
| ひかり713号 | 13:03 | 三島・静岡・浜松 | 15:57 | 岡山 17:02 |
| ひかり715号 | 14:03 | 静岡・浜松 | 16:57 | 岡山 18:02 |
| ひかり719号 | 16:03 | 熱海・静岡・浜松 | 18:57 | 岡山 20:02 |
出典:JR東日本 時刻表(ひかり713号 停車駅一覧)ほか各列車ページ(2026年10月版)
30分台発の新大阪行き「小田原型」
次のパターンは、東京30分台発の新大阪行きです。このうち新横浜の次に小田原に止まり、そこから名古屋までノンストップで走るのが「小田原型」。確認した列車では637号(東京09:36発)、645号(東京13:33発)、653号(東京17:33発)がこのタイプでした。
名古屋から先は岐阜羽島・米原・京都に止まって新大阪へ。653号を例に取ると、東京17:33発→小田原18:06着→名古屋19:14着→岐阜羽島19:29着→米原19:47着→京都20:12着→新大阪20:27着です。東京から小田原まで33分で着くので、箱根方面に向かう人には便利な列車です。
なぜ小田原型と岐阜羽島・米原停車がセットになっているかというと、03分発の岡山行きが静岡・浜松をカバーし、30分台発の列車が小田原と岐阜羽島・米原をカバーする、という分担になっているからです。結果として、1時間の中で違う駅をまんべんなく拾える組み合わせになっています。
コツは、米原で北陸方面の在来線に乗り継ぐ人や、岐阜羽島を使う人は、30分台発の新大阪行きを狙うこと。03分発の岡山行きは米原・岐阜羽島を通過します。
30分台発の新大阪行き「豊橋型」と「静岡・浜松型」
同じ30分台発でも、小田原ではなく豊橋に止まる「豊橋型」があります。東京08:33発のひかり635号がこれで、新横浜08:51の次は豊橋09:55着。東京から豊橋まで1時間22分です。名古屋から先は小田原型と同じく岐阜羽島・米原・京都に止まり、新大阪11:27着です。
もうひとつ、夜の東京19:30発ひかり661号は静岡・浜松に止まりつつ、名古屋から先は岐阜羽島・米原にも止まるという珍しい組み合わせ。静岡20:24着、浜松20:46着、新大阪22:18着です。東京から静岡まで54分という速さも見逃せません。
このように、ひかりの停車駅は「時間帯ごとに役割分担」されています。だからこそ、駅名だけで「ひかりなら止まるはず」と判断するのは危険なんです。
コツは、豊橋で飯田線や名鉄に乗り継ぐ人は、乗る予定の時間帯に豊橋型が走っているかを先に調べること。豊橋に止まるひかりは小田原型と交互に設定されているので、1本ずらすだけで止まらない列車になることがあります。

東海道新幹線に乗ろうとして、「のぞみ・ひかり・こだまって、どの駅に停まるの?」と迷ったことはありませんか?結論から言うと、東海道新幹線には東京〜新大阪間に全17…
夜の名古屋止まり「ひかり667号」
最後のパターンが、東京21:33発・名古屋23:24着のひかり667号のような名古屋止まりの列車です。停車駅は品川・新横浜・静岡・浜松・豊橋・名古屋。静岡県内と豊橋に止まりつつ名古屋まで行く、夜の帰宅需要に合わせた列車です。
この列車は前のセクションで触れたとおり列車番号が9667Aで、運転日が限られています。10月で言えば「2~4・9~12・16~18・22~25・29日」の運転で、毎日は走りません。週末や連休を中心に設定されていることが運転日の並びから読み取れます。
東京から名古屋まで1時間51分。21時台の東京発で静岡・浜松・豊橋に直行できるのは、出張や遠出の帰りに使いやすい時間帯です。
コツは、「この列車があるはず」と覚えておくのではなく、乗る日ごとに運転日を確認すること。運転しない日は、時刻表の検索結果にそもそも出てこないこともあるので、出発の数日前に再チェックしておくと安心です。
上りのひかりは何時に東京に着く?新大阪○時18分発の法則

昼間の上りは新大阪○時18分発が基本
新大阪から東京に向かう上りのひかりは、確認した昼間の列車(646号・652号・654号・656号・658号・660号)がすべて新大阪○時18分発でした。停車駅は京都・米原・岐阜羽島・名古屋までが共通で、そこから先が「小田原型」と「豊橋型」に分かれます。
たとえば新大阪10:18発のひかり646号は、名古屋11:25着→小田原12:38着→新横浜→品川→東京13:12着。新大阪15:18発のひかり656号は名古屋16:25発の後に豊橋16:44着、東京18:12着です。
下りの30分台発と対になる形で、上りの18分発が小田原・豊橋・岐阜羽島・米原を拾っているわけです。所要時間は新大阪→東京で2時間51分〜2時間54分の範囲でした。
コツは、新大阪から東京方面へ帰るときは「18分発」をひとつの目安にして、その前後で小田原型か豊橋型かを確認すること。名古屋で乗るなら、名古屋の発車時刻(たとえば656号は16:25発)を基準に考えると計画を立てやすいです。
小田原型と豊橋型は1時間おきに交互
上りのひかりで見ると、小田原型と豊橋型が1時間ごとに入れ替わる並びになっていました。確認した列車を並べると次のとおりです。
| 列車 | 新大阪発 | 名古屋〜新横浜の停車駅 | 東京着 |
|---|---|---|---|
| ひかり652号 | 13:18 | 豊橋 | 16:12 |
| ひかり654号 | 14:18 | 小田原 | 17:09 |
| ひかり656号 | 15:18 | 豊橋 | 18:12 |
| ひかり658号 | 16:18 | 小田原 | 19:09 |
| ひかり660号 | 17:18 | 豊橋 | 20:12 |
面白いのは、小田原型(654号・658号)は東京着が○時09分で、豊橋型(652号・656号・660号)は○時12分と、到着時刻にも規則性があること。これは小田原型の所要時間が2時間51分、豊橋型が2時間54分と、3分の差があるためです。
コツは、小田原で降りたい人は14時台・16時台、豊橋で降りたい人は13時台・15時台・17時台の新大阪発を目安に探すこと。ただしこれは2026年10月版で確認した並びなので、ダイヤ改正後は改めて確認してください。
夜の上り最終盤は停車駅が変わる
夜になると、上りのひかりは昼間とは違う停車パターンになります。新大阪20:21発のひかり666号は岐阜羽島に止まらず、京都・米原・名古屋・静岡・新横浜・品川と止まって東京23:06着。新大阪20:45発のひかり668号は米原・岐阜羽島を通過し、名古屋・浜松・静岡・小田原と止まって東京23:29着です。
夜の列車は、昼間の列車がカバーしていた駅をまとめて拾いつつ、東京にできるだけ早く着く組み合わせになっています。666号は2時間45分、668号は2時間44分と、昼間の上りより10分ほど速いのも特徴です。
関西から静岡県内に夜に帰る人には、この2本が狙い目。666号は静岡22:07着、668号は浜松22:06着・静岡22:26着です。
コツは、夜は「いつものパターン」が通用しない前提で、必ず列車ごとの停車駅を確認すること。昼間の感覚で米原や岐阜羽島に止まると思い込むと、通過されてしまいます。
⚠️ 失敗パターン①:「ひかりなら止まるはず」で乗って通過される
よくあるのが、新大阪駅で「次のひかり」に飛び乗ったら、降りたい岐阜羽島を通過してしまったケース。原因は、夜のひかり668号のように岐阜羽島・米原を通過する列車があることを知らなかったことです。対策はシンプルで、乗る前に時刻表の列車ページかホームの発車標で停車駅を確認すること。通過してしまった場合は、次の停車駅で降りて駅係員に申し出て、反対方向の列車で戻る形になります。
早朝の広島発ひかり700号は東京まで20駅
山陽新幹線から東京まで直通するひかりもあります。広島06:20発のひかり700号は、東京11:42着。停車駅は広島・東広島・三原・新尾道・福山・新倉敷・岡山・相生・姫路・西明石・新神戸・新大阪・京都・名古屋・浜松・静岡・熱海・新横浜・品川・東京の20駅で、所要は約5時間22分です。
この列車の面白いところは、山陽区間で東広島・三原・新尾道・新倉敷といった、のぞみが止まらない駅にも止まること。これらの駅から東京へ乗り換えなしで行ける貴重な1本です。
岡山では07:21着・07:40発と19分止まり、新大阪は08:46着・08:48発(25番線)、名古屋は09:42着・09:43発(15番線)です。新大阪や名古屋から乗る人にとっても、東京方面への選択肢のひとつになります。
コツは、山陽区間の小さな駅から東京へ行くなら、まずこの列車があるかを確認すること。のぞみに乗り換えるより荷物の移動が少なく済み、子連れや大きな荷物があるときに楽です。
所要時間はのぞみと何分違う?区間別に比べてみた
東京〜新大阪はひかり2時間54分が基本
結論から言うと、確認した東京→新大阪のひかりは2時間54分の列車が中心でした。635号・645号・653号・701号・707号・713号・715号・719号がいずれも2時間54分、637号が2時間51分、夜の661号が2時間48分です。
JR東海の案内ページでは、東京〜新大阪の所要時間を「のぞみ 約2時間30分」「ひかり 約3時間」と掲載しています。実在列車の時刻から計算した2時間54分は、この「約3時間」と合っています。
差が出る理由は、ひかりの停車駅の多さと、停車時間の長さです。653号を見ると名古屋で5分、岐阜羽島で6分、米原で6分停車しています。これは後ろから来るのぞみに追い抜かれるのを待つ時間で、ひかりの所要時間がのぞみより延びる大きな要因になっています。
コツは、東京〜新大阪を急ぐならのぞみ、途中駅で降りる・料金を少し抑えたいならひかりと使い分けること。乗車時間の差は20分台なので、時間に余裕がある日はひかりを選ぶ余地が十分あります。
| 区間(ガタンゴトン研究所調べ) | ひかり | のぞみ98号(上り) |
|---|---|---|
| 東京〜新大阪 | 2時間54分(713号ほか) | 約2時間30分(JR東海掲載値) |
| 新横浜〜名古屋 | 1時間40分(713号) | 1時間17分 |
| 名古屋〜新大阪 | 54分(713号) | 48分(差は小さい) |
| 東京〜名古屋 | 1時間58分(713号) | — |
※ひかりは下り、のぞみ98号は上りの時刻から計算。いずれもJR東日本時刻表(2026年10月版)の掲載時刻をもとにしています。
差がつくのは新横浜〜名古屋の区間
区間ごとに分解すると、ひかりとのぞみの差が一番大きいのは新横浜〜名古屋です。ひかり713号は新横浜13:21発→名古屋15:01着で1時間40分、のぞみ98号(上り)は名古屋16:20発→新横浜17:37着で1時間17分。この区間だけで20分以上の差がつきます。
理由は、この区間にひかりの停車駅(三島・静岡・浜松・小田原・豊橋など)が集中していて、停車時間も長いからです。713号は静岡で5分止まっています。
逆に言えば、新横浜〜名古屋の間の駅で乗り降りする人にとっては、ひかりはのぞみの代わりになる「速い列車」です。静岡・浜松・豊橋はのぞみが止まらないので、ひかりかこだましか選択肢がありません。
コツは、静岡県内の駅を使うなら、こだまより先にひかりの時刻を調べること。東京→静岡は661号で54分、713号で59分と、1時間を切って着けます。
実は名古屋〜新大阪ならのぞみとほぼ同じ
意外と知られていないけれど、名古屋〜新大阪の区間だけを見ると、ひかりとのぞみの差は数分です。ひかり713号は名古屋15:03発→新大阪15:57着で54分、のぞみ98号(上り)は新大阪15:30発→名古屋16:18着で48分。差は6分しかありません。
岡山行きのひかりは名古屋〜新大阪間で京都にしか止まらず、のぞみと同じ停車駅だからです。違いは京都での停車時間くらいで、713号は京都で6分止まっています。
この区間なら「次ののぞみまで待つより、目の前のひかりに乗る」ほうが早く着くことも十分あります。名古屋〜京都・新大阪の移動では、列車種別より「次に出る列車」を優先する考え方がおすすめです。
コツは、名古屋駅で関西方面に行くときは、のぞみ・ひかりを区別せずに「一番早く着く列車」を時刻表で探すこと。ただし30分台発の新大阪行きは岐阜羽島・米原にも止まるので、03分発の岡山行きタイプかどうかで所要時間が変わる点に注意です。
停車時間5〜6分は「降りずに待つ」が基本
ひかりに乗っていると、駅で5〜6分止まることがあります。635号は豊橋・岐阜羽島・米原でそれぞれ5分、653号は岐阜羽島と米原で6分です。この時間は後続列車の追い抜き待ちで、ホームに降りて買い物をするほどの余裕はありません。
停車時間は時刻表の「着」と「発」の差を見ればわかります。たとえば653号の名古屋は19:14着・19:19発なので5分停車。逆に品川・新横浜はほとんど1分停車です。
長めの停車時間がある駅は、車内でトイレに行ったりデッキで電話をしたりするタイミングとしては使えます。横を通過するのぞみを見送るのも、ひかりならではの体験です。
コツは、停車時間を見込んで乗り換えを計画しないこと。ダイヤが乱れていると停車時間が短くなったり長くなったりするので、時刻表の「着」時刻を基準に乗り換え時間を計算しましょう。
ひかりの料金はのぞみより安い?シーズン別の違い
東京〜新大阪の指定席はひかりのほうが320円安い
JR東海の案内ページでは、東京〜新大阪の普通車指定席(通常期・片道・おとな)をひかり14,400円、のぞみ14,720円と掲載しています。差額は320円で、ひかりのほうが安くなります。
この差は、のぞみの指定席特急料金がひかりより高く設定されているためです。所要時間の差(約3時間と約2時間30分)を「30分を320円で買うかどうか」と考えると判断しやすいかもしれません。
なお、JR東海の掲載額には「※」が付いていて、運賃と特急料金の内訳までは確認できませんでした。実際に購入する際は、JR東海の料金検索で乗車日を入れて金額を確認してください。
コツは、時間に余裕がある移動はひかり、仕事の打ち合わせなど到着時刻が優先の移動はのぞみと、目的で決めること。往復なら差は倍になるので、家族で移動するときほどひかりの価格メリットが効いてきます。
🔵 ひかり(東京〜新大阪)
普通車指定席・通常期:14,400円
所要時間:約3時間(JR東海掲載)
静岡・浜松・豊橋・小田原・米原などに停車
🟠 のぞみ(東京〜新大阪)
普通車指定席・通常期:14,720円
所要時間:約2時間30分(JR東海掲載)
停車駅は品川・新横浜・名古屋・京都が基本
繁忙期・閑散期で指定席料金は上下する
指定席の特急料金は、乗る日によって変わります。JR東海の案内によると、2026年4月1日から2027年3月31日までの指定席特急料金は通常期を基準に、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きです。
これをひかりの東京〜新大阪(通常期14,400円)に当てはめると、最繁忙期14,800円、繁忙期14,600円、閑散期14,200円という計算になります。同じひかりの同じ指定席でも、最繁忙期と閑散期では600円の差です。
シーズン区分があるのは、需要が集中する時期の料金を上げ、空いている時期を安くして利用を平準化するためです。最繁忙期・繁忙期・閑散期の具体的な日付はJR東海の公式ページで公開されています。
コツは、日程を動かせるなら、閑散期にあたる日を選ぶこと。料金の差は数百円ですが、閑散期は列車自体が空いていることが多く、好きな席を取りやすいメリットもあります。
| シーズン・座席 | 通常期との差 | ひかり東京〜新大阪(計算例) |
|---|---|---|
| 最繁忙期・指定席 | 400円増し | 14,800円 |
| 繁忙期・指定席 | 200円増し | 14,600円 |
| 通常期・指定席 | 基準 | 14,400円 |
| 閑散期・指定席 | 200円引き | 14,200円 |
| 全区間自由席 | 530円引き | 13,870円 |
出典:JR東海 指定席特急料金のシーズン区分・自由席特急料金の増減額から計算
自由席なら通常期の指定席から530円引き
ひかりには自由席があります。JR東海の案内では、全区間自由席を利用する場合の自由席特急料金は、通常期の指定席特急料金から530円引きです。東京〜新大阪のひかりなら、計算上は13,870円になります。
ポイントは「通常期の指定席から」という部分。自由席はシーズンによる増減がないので、最繁忙期に指定席を取ると14,800円のところ、自由席なら13,870円のまま。繁忙期ほど自由席とのお値段の差が広がります。
ただし、自由席は座れる保証がありません。連休や年末年始の繁忙期は、始発駅でも列に並ばないと座れないことがあります。
コツは、自由席を使うなら、始発駅の東京・新大阪から乗る、または昼間の空いている時間帯を選ぶこと。ひかりの自由席の号車や座れる確率を上げるコツは、別の記事で詳しくまとめています。

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「ひかりの方が安い」と思い込むと損する場面
実は、ひかりとのぞみの差額320円は、通常期の指定席を通常のきっぷで買った場合の話です。ここを見落として「ひかりなら必ず安い」と思い込むと、時間だけ損することがあります。
割引きっぷやネット予約の商品は、商品ごとに対象列車や価格の決め方が異なります。通常のきっぷの差額がそのまま当てはまるとは限らないので、「ひかりを選んだのに思ったほど安くならず、時間だけかかった」ということが起こり得ます。
時刻表で列車を選ぶときに、料金まで一緒に確認するのが確実です。JR東海の料金検索や予約サイトでは、列車を選ぶと金額が出るので、ひかりとのぞみを並べて比べてみてください。
コツは、割引きっぷを使うときは「ひかりにするとどれだけ安くなるか」を必ず金額で比べること。差がなければ、のぞみを選んだほうが早く着きます。

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ひかりの時刻はどこで調べる?公式時刻表の使い分け
停車駅と番線まで見たいならJR東日本の時刻表
結論、列車ごとの停車駅・時刻・番線を1ページで確認したいなら、JR東日本の時刻表サイトが使いやすいです。東海道・山陽新幹線のひかりも、列車ごとに「停車駅一覧」のページがあり、各駅の着時刻・発時刻・番線が並んでいます。
JR東日本のサイトなのに東海道新幹線が載っているのは、東京駅の時刻表から東海道新幹線の列車ページにたどれるためです。ひかり667号やひかり700号の例でも、運転日の注記、使用車両、設備まで載っていました。
ページのURLには「2610」のように年月が入っていて、2026年10月版のダイヤであることがわかります。月によってページが分かれているので、乗る月のページを開いているかも確認しておきましょう。
コツは、乗る予定の列車ページを開いたら、停車駅一覧をスクリーンショットしておくこと。車内やホームで電波が弱いときでも、すぐに停車駅と到着時刻を確認できます。参考:JR東日本 時刻表(ひかり667号 停車駅一覧)
出発駅から探すならJR東海の時刻表・アプリ
「東京駅から○時ごろに出るひかりはどれ?」と駅を起点に探したいときは、JR東海の公式時刻表検索や「JR東海 東海道・山陽新幹線時刻表」アプリが便利です。駅名から探して、発車時刻の一覧から列車を選べます。
アプリは、よく使う新幹線駅を登録しておくと、その駅から出発する列車の時刻や番線を確認できる作りになっています。出張でいつも同じ駅を使う人は、登録しておくと毎回の検索が減ります。
JR東日本の列車ページは「列車から停車駅を見る」、JR東海の検索は「駅から列車を探す」のが得意、という役割分担で考えるとわかりやすいです。
コツは、まずJR東海の検索で候補のひかりを探し、次にJR東日本の列車ページで停車駅・番線を確認するという2段階で使うこと。これで「時間は合っているけど止まらない」という失敗を防げます。
JR東海の時刻表・アプリで出発駅と時間帯から候補のひかりを探す
JR東日本の列車ページで停車駅・番線・運転日の注記を確認する
料金検索で乗車日の金額を確認して予約する
運転日カレンダーは必ず見る
時刻表で一番見落としやすいのが、運転日の注記です。ひかり667号のように、9000番台の列車番号を持つ列車は特定の日にしか走りません。
667号のページでは、9月から11月にかけての運転日が「9月18~27日・10月2~4・9~12・16~18・22~25・29日~11月1・3・5~8・12~15・19~23・26~29日運転」と書かれています。11月だけ見ても飛び飛びで、平日の多くは運転しません。
運転日が限られた列車は、週末や連休に増える利用者のために追加で走らせている列車です。平日に出張で使おうとして「時刻表に載っていたのに走っていない」となりがちなのは、この運転日の見落としが原因です。
コツは、列車ページを開いたら、まず「運転」という文字の入った注記がないかを探すこと。注記がなければ毎日運転、あれば自分の乗る日が含まれているかを1日ずつ確認しましょう。
金曜日に乗ったひかり667号(東京21:33発)を覚えていて、翌週の平日も同じ列車で帰ろうとしたら、その日は運転していなかった——というケース。原因は、667号が運転日の限られた列車だったことです。対策は、前回乗れた列車でも毎回運転日を確認すること。予約サイトで指定席を取れば、運転しない日はそもそも選べないので、早めに予約しておくのも有効です。
ダイヤ改正後は「去年の時刻表」を使わない
新幹線の時刻は、例年3月のダイヤ改正で変わります。2026年も3月にダイヤ改正があり、JR東日本の時刻表サイトでも月ごとのページで管理されています。去年調べた時刻やスクリーンショットは、そのまま使えないと考えておきましょう。
停車駅のパターンも改正で変わることがあります。たとえば「豊橋型は○時台」という並びは、この記事で確認した2026年10月版のダイヤに基づくものです。
検索エンジンで「ひかり ○号 時刻」と調べると、古い月のページが上位に出てくることもあります。URLに含まれる年月(2610なら2026年10月)を見て、乗る月のページかを確認するのが確実です。
コツは、旅行の計画を立てた日と乗る日がダイヤ改正をまたぐ場合は、改正後のダイヤが公開されてから時刻を確認し直すこと。予約サイトは常に最新ダイヤで動いているので、最終確認は予約画面で行うと安心です。
新幹線ひかりの時刻表をシーン別に使い分ける
静岡・浜松へ行くなら03分発の岡山行き
東京から静岡・浜松に行くなら、東京○時03分発の岡山行きひかりを最初にチェックしましょう。確認した5本(701号・707号・713号・715号・719号)はすべて静岡・浜松に止まります。
701号なら東京07:03発→静岡08:02着、713号なら東京13:03発→静岡14:02着、浜松14:27着です。のぞみは静岡・浜松に止まらないので、ひかりかこだまの二択になり、ひかりなら1時間前後で静岡に着けます。
夜なら東京19:30発の661号も静岡・浜松に止まり、静岡20:24着です。帰りは夜の上り666号(静岡22:07着)や668号(浜松22:06着)が使えます。
コツは、静岡駅で降りるなら、到着番線と改札の位置を事前に確認しておくこと。713号は静岡6番線着です。
小田原・豊橋・米原へ行くなら30分台発の新大阪行き
小田原・豊橋・岐阜羽島・米原を使う人は、東京30分台発の新大阪行きが基本です。小田原なら637号・645号・653号、豊橋なら635号が該当します。
653号なら東京17:33発→小田原18:06着で、仕事帰りに箱根方面へ向かうのにちょうどいい時間帯。635号なら東京08:33発→豊橋09:55着で、午前中に東三河に着けます。
米原・岐阜羽島はこのタイプのほぼ全列車が止まります。米原は北陸本線や琵琶湖線への乗り継ぎ駅なので、北陸・滋賀方面に行く人はここを起点に考えると便利です。
コツは、帰りは新大阪○時18分発の上りが小田原型・豊橋型で交互になっていることを覚えておくこと。たとえば豊橋で降りるなら656号(新大阪15:18発)、小田原なら658号(新大阪16:18発)という具合に、1時間ずらすだけで止まる駅が入れ替わります。
名古屋・京都・新大阪の移動なら種別にこだわらない
名古屋・京都・新大阪の間だけを移動するなら、ひかり・のぞみの区別より「次に出る列車」で選ぶのがおすすめです。前の章で見たとおり、名古屋〜新大阪のひかり713号は54分で、のぞみとの差は6分でした。
特に岡山行きのひかり(03分発タイプ)は名古屋から新大阪まで京都にしか止まらないので、のぞみとほぼ同じ感覚で使えます。一方、30分台発の新大阪行きは岐阜羽島・米原にも止まるので、名古屋→新大阪で見ると時間が延びます。
関西から名古屋への移動も同じ考え方で、新大阪で目の前に来たひかりを見送って次ののぞみを待つより、先に出るひかりに乗った方が早く着くこともあります。
コツは、名古屋で乗るときは「岐阜羽島・米原に止まるかどうか」だけを確認すること。止まらないひかりなら、のぞみとほぼ同じ所要時間で関西に着けます。
山陽区間から東京へ直通したいなら早朝のひかり700号
広島・岡山エリアから東京へ乗り換えなしで行きたい場合は、広島06:20発のひかり700号が選択肢になります。東広島・三原・新尾道・福山・新倉敷・岡山などに止まり、東京11:42着です。
東京まで約5時間22分と時間はかかりますが、乗り換えがないのは大きなメリット。座席に荷物を置いたまま東京まで行けるので、高齢の家族や子連れの移動、スーツケースが大きいときに向いています。
時間を優先するなら、途中の新大阪や岡山でのぞみに乗り換える方法もあります。ひかり700号は岡山で19分停車しているので、そのあいだに後続ののぞみが先に進む形になります。
コツは、「乗り換えの手間」と「到着時刻」のどちらを優先するかで決めること。東京での予定が昼過ぎからなら、ひかり700号で座ったまま行くのも十分ありです。
まとめ:ひかりの時刻表は「号数と停車駅」をセットで見る
まずは次に乗る予定の区間で、JR東海の時刻表から候補のひかりを2〜3本探し、JR東日本の列車ページで停車駅一覧を開いてみてください。「この時間帯はこのパターン」とわかれば、次からは時刻表を見るのがぐっと楽になります。
※本記事の時刻・停車駅はJR東日本時刻表(2026年10月版)、料金はJR東海の案内ページをもとにしています。ダイヤ改正や臨時列車の設定で変わることがあるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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