上越新幹線に乗ろうとして「今って何の車両が走ってるの?」「E4系のMaxってまだあるの?」と気になっていませんか?結論から言うと、2026年現在の上越新幹線はすべてE7系の12両編成で統一されています。かつて走っていた2階建てのE4系Maxは2021年に引退、E2系も2023年にラストランを迎えました。
E7系は北陸新幹線と共通の車両で、全席コンセント完備・最高速度275km/hというハイスペックな新幹線です。ただ、12両のどこに座るかで快適さがまったく変わるのをご存じでしょうか?
📌 この記事でわかること
✓ 上越新幹線で走っているE7系の編成・座席・設備の全貌
✓ 「とき」と「たにがわ」で違う自由席の号車
✓ トイレ・コンセント・荷物棚の場所と使いこなし術
✓ 号車選びで差がつく、乗る人だけが得するコツ
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上越新幹線を走る車両はE7系の1種類だけって知ってた?

全列車がE7系に統一された経緯
「上越新幹線っていろんな車両が走ってるんでしょ?」と思っている方、実はもうE7系しか走っていません。2023年3月のダイヤ改正でE2系が引退し、上越新幹線は全列車がE7系に統一されました。
E7系はもともと2014年に北陸新幹線の金沢延伸に合わせて登場した車両です。上越新幹線には2019年3月のダイヤ改正から投入が始まり、約4年かけて全列車を置き換えました。JR東日本が保有するE7系は全47編成で、北陸新幹線と上越新幹線の両方で使われています。
つまり、上越新幹線に乗るなら「どの列車に乗っても同じ車両」ということ。車両による当たりハズレがないのは、ある意味メリットです。座席の広さやコンセントの有無で悩む必要がありません。
E7系のスペックを30秒で把握する
E7系の基本スペックをざっくりまとめると、12両編成・定員924名・最高速度275km/h。車体はアルミニウム合金製で、10両が電動車・2両が付随車という10M2Tの編成です。
上越新幹線での東京〜新潟間の所要時間は、最速の「とき」で約1時間37分程度。275km/hの営業最高速度は、東海道新幹線のN700Sの285km/hに次ぐ速さです。
全車禁煙で喫煙ルームもありません。以前のE4系Maxには喫煙車がありましたが、E7系では完全禁煙。愛煙家の方は乗車前にホームの喫煙所(設置駅のみ)を利用するしかないので、ご注意ください。
E7系の「E」はJR東日本(East)、「7」は世代を表しています。ちなみに北陸新幹線でJR西日本が保有する同型車両は「W7系」(WestのW)。見た目はほぼ同じですが、所属会社が違うだけで別形式扱いになっています。上越新幹線ではJR東日本のE7系のみが運用されています。
北陸新幹線のE7系/W7系とどこが違う?
結論を言うと、上越新幹線で走るE7系と北陸新幹線のE7系は基本的に同じ車両です。座席の配置も車内設備も同一仕様。ただし、北陸新幹線にはJR西日本が保有する「W7系」も走っていますが、上越新幹線ではW7系は運用されていません。
E7系とW7系の違いは、所属会社(JR東日本かJR西日本か)と細かなロゴの違い程度で、乗客が体感できる差はほぼゼロです。どちらに乗っても座席もコンセントも同じなので、「W7系のほうが新しいのでは?」と気にする必要はまったくありません。
1つ注意点があるとすれば、上越新幹線の列車名は「とき」「たにがわ」であり、北陸新幹線の「かがやき」「はくたか」「あさま」「つるぎ」とは別の運行体系です。同じE7系でも行き先を間違えないよう、乗車前に列車名と行き先を確認しましょう。

12両編成のどこに何がある?号車別の座席タイプ早わかり
普通車・グリーン車・グランクラスの配置
E7系12両編成の基本的な配置は、1号車(東京寄り)から10号車までが普通車、11号車がグリーン車、12号車(新潟寄り)がグランクラスです。
東京駅では1号車が南側(品川方面側)、12号車が北側(上野方面側)になります。新潟駅では逆に12号車が改札に近い側です。この「どっち側が改札に近いか」は駅によって違うので、乗る前にホームの案内板を確認するのがおすすめです。
ちなみに定員は普通車843名、グリーン車63名、グランクラス18名の合計924名。E4系Maxの2階建て時代は1編成で定員1,634名もあったので、E7系に統一されてからは定員が大幅に減っています。繁忙期の自由席はその分混みやすくなったとも言えます。
🚆 E7系 号車ガイド(上越新幹線)
1〜5号車 普通車自由席(「とき」の場合)
6〜10号車 普通車指定席(「とき」の場合)
11号車 グリーン車(指定席)
12号車 グランクラス
普通車の座席配置と広さ
普通車は横5列の「2+3」配置。窓側がA席(3人掛け)とE席(2人掛け)、通路側がC席(3人掛け)とD席(2人掛け)、真ん中がB席です。シートピッチ(前後の間隔)は1,040mmで、東海道新幹線のN700S(1,040mm)と同じ水準です。
座り心地は可もなく不可もなく、という正直な評価になりますが、東京〜新潟間は最速1時間37分程度なので、普通車でも十分快適に過ごせます。ひとり旅やビジネスなら2人掛けのD・E席を確保すると、隣に人が来にくくて快適です。
全席にコンセントが設置されているのはE7系の大きなメリット。以前のE2系では窓側席にしかコンセントがなかったので、通路側や真ん中のB席でもスマホの充電に困らなくなりました。

グリーン車(11号車)の特徴
11号車のグリーン車は横4列の「2+2」配置で、定員63名。普通車より1列少ない分、座席幅がぐっと広くなります。シートピッチも普通車より余裕があり、リクライニングの角度も深めです。
フットレスト、読書灯、可動式のヘッドレストが装備されているのはグリーン車ならでは。東京〜新潟間はそこまで長時間ではないものの、仕事をしたい方やゆったり過ごしたい方には価格差以上の価値があります。
グリーン車にもコンセントは全席完備。さらに座席周りの収納スペースが普通車より充実しているので、PC作業をする方はテーブルとコンセントの位置関係も使いやすい設計です。
グランクラス(12号車)は上越新幹線でも乗れる
「グランクラスって北陸新幹線だけでしょ?」と思っている方がいますが、上越新幹線のE7系にもグランクラスは付いています。12号車の18席だけという特別な空間です。
座席は横3列の「2+1」配置で、革張りのシートは電動リクライニング。JR東日本のグランクラス公式ページでもその豪華さが紹介されています。ただし、上越新幹線のグランクラスは「シートのみサービス」が基本で、北陸新幹線の一部列車のような飲料・軽食の提供はありません。
それでも座席そのものの快適さは新幹線の中でトップクラス。「新潟への出張で少し贅沢したい」「旅行の特別感を味わいたい」という方にはおすすめです。

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子連れ・車いすの方が知っておきたいバリアフリー情報
多機能トイレとおむつ替えシートの場所
E7系の多機能トイレ(車いす対応の広いトイレ)は5号車に設置されています。車いすの方はもちろん、ベビーカーごと入れる広さなので、小さなお子さん連れにも便利です。
おむつ替えシートは多機能トイレ内に設置。5号車以外の一般トイレにはおむつ替えシートがないので、赤ちゃん連れの方は5号車付近の座席を確保するのがおすすめです。
授乳室は車内に設置されていませんが、多機能トイレを一時的に使用することは可能です。ただし、車いすの方の利用が優先なので、長時間の使用は控えましょう。
車いすスペースとバリアフリー対応座席
車いすスペースは5号車に設置されています。車いすのまま乗車できるスペースがあり、隣接する座席は跳ね上げ式で介助者が座れる設計です。
車いす対応座席は事前予約がおすすめ。JR東日本では電話やみどりの窓口で予約できるほか、えきねっとでもバリアフリー対応座席の予約が可能になっています。
ホームと車両の間にはスロープ板を設置してもらえるので、乗降の際は駅員さんに声をかけてください。事前に乗車駅に連絡しておくとスムーズです。
✅ 子連れにおすすめの号車
子連れの方には5号車付近がベスト。多機能トイレ(おむつ替えシート付き)が近く、車いすスペースの隣にはベビーカーを置けるスペースもあります。自由席なら5号車の新潟寄り(トイレに近い側)の座席を狙いましょう。

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ベビーカーの置き場所は最後列がベスト
ベビーカーは畳まずに持ち込めますが、通路に置くと他の乗客の迷惑になります。おすすめは各車両の最後列座席の後ろのスペース。ベビーカーを折り畳まずにそのまま置けるサイズがあります。
ただしこのスペースは早い者勝ち。大きなスーツケースを持った乗客と競合することもあるので、始発駅から乗る場合は早めに乗車してスペースを確保しましょう。
指定席なら最後列を予約することで確実にスペースを確保できます。えきねっとのシートマップ機能を使えば、最後列のどの席が空いているか確認できるので活用してください。
乗る前に知っておきたい!号車選びで差がつく3つのコツ
東京駅の階段・エスカレーターに近い号車はどこ?
東京駅の上越新幹線ホーム(20〜23番線)で階段やエスカレーターに近いのは、6〜8号車付近です。到着後にすぐ改札に向かいたい方は、この付近の座席を選ぶと乗り換えがスムーズになります。
逆に1号車は東京駅ホームの端にあり、階段からかなり遠い位置。その分、自由席の中では空いていることが多いので、「座りたい」が最優先の方は1号車を狙うのが賢い選択です。
新潟駅では12号車側が改札に近いので、新潟で降りる方は10〜12号車付近がおすすめ。ただし11・12号車はグリーン車とグランクラスなので、普通車なら10号車の新潟寄りがベストポジションです。
💡 ヒント
大宮駅で乗降する場合は4〜6号車付近が階段に近いです。大宮始発・大宮降車の方はこのエリアを覚えておくと便利。各駅の階段位置はJR東日本の駅情報ページで構内図を確認できます。
A席とE席、景色がいいのはどっち?
上越新幹線の車窓を楽しみたいなら、座席選びが重要。E7系のA席は3人掛けの窓側、E席は2人掛けの窓側です。
下り(東京→新潟)の場合、E席側(東側)からは大宮〜高崎間で関東平野が広がり、天気が良ければ富士山が見えることも。A席側(西側)からは高崎〜越後湯沢間で谷川連峰の山々が迫力満点です。
上り(新潟→東京)はこの逆になります。どちらの景色も魅力的ですが、山の景色が好きならA席、開けた景色が好きならE席がおすすめ。ちなみに、E席は2人掛けなので隣に人が来る確率がA席(3人掛け)より低いのもメリットです。
空いている時間帯と曜日の傾向
上越新幹線の混雑パターンはビジネス路線と観光路線の両面があり、時間帯と曜日でかなり変わります。
平日は朝7〜9時台の下り(東京→新潟)がビジネス客で混雑。夕方17〜19時台の上り(新潟→東京)も同様です。逆に平日の日中10〜15時台は比較的空いているので、自由席でもゆったり座れます。
休日は朝の下りと夕方の上りが観光客で混みますが、平日のビジネスピークほどではありません。ただし3連休や年末年始は別格で、全時間帯で混雑します。空いている時間を狙うなら、平日の10〜15時台がベストです。
まとめ|上越新幹線E7系を使いこなすために覚えておきたいこと
上越新幹線の車両は、2026年現在すべてE7系の12両編成に統一されています。かつての2階建てE4系Maxは2021年に、E2系は2023年に引退し、今乗れるのはE7系だけ。でも、E7系は全席コンセント・最高速度275km/h・バリアフリー対応と、現代の旅客ニーズにしっかり応える車両です。
乗る前に押さえておきたいのは「とき」と「たにがわ」の自由席の違い。「とき」は1〜5号車が自由席、「たにがわ」は最大1〜10号車が自由席と、同じE7系でも列車によって全然違います。ここを間違えると「座れるはずだったのに…」という失敗につながるので注意してください。
📝 この記事のポイントまとめ
- 上越新幹線は全列車E7系(12両編成・定員924名)に統一済み
- 普通車は1〜10号車、グリーン車は11号車、グランクラスは12号車
- 全席にコンセント完備。以前のE2系にあった窓側限定の不便は解消
- トイレは1・3・5・7・9・12号車の6箇所。多機能トイレは5号車
- 「とき」の自由席は1〜5号車、「たにがわ」は1〜10号車が基本
- 子連れ・車いすの方は5号車付近がベスト(多機能トイレ・車いすスペース)
- 空いてる時間帯は平日10〜15時台。繁忙期はえきねっとで事前予約を
まずは自分が乗る列車の「とき」か「たにがわ」かを確認し、自由席の号車を把握するところから始めてみてください。えきねっとで列車の空席状況も確認できるので、繁忙期に乗る方は早めの予約がおすすめです。
この記事が上越新幹線の車両選び・座席選びの参考になれば幸いです。快適な新幹線の旅を楽しんでくださいね。
※記事内の料金・ダイヤ・設備情報は2026年6月時点のものです。最新情報はJR東日本公式サイトでご確認ください。

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