大阪から北陸新幹線で金沢・富山へ!敦賀乗り換えの全手順と最安きっぷの選び方

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大阪から金沢や富山へ行きたいけど、北陸新幹線ってどう乗ればいいの?——そんな疑問、めちゃくちゃ多いんです。2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸したことで、大阪から北陸方面へのアクセスは大きく変わりました。結論から言うと、大阪から北陸新幹線に乗るには敦賀駅での乗り換えが必須です。特急サンダーバードで大阪から敦賀へ行き、そこで北陸新幹線「つるぎ」や「はくたか」に乗り換えるルートになります。

「乗り換えって面倒じゃない?」「料金は高くなったの?」「安く行く方法はないの?」——この記事ではそんな疑問にぜんぶ答えます。金沢まで9,410円、富山まで10,290円という料金の内訳から、敦賀駅での乗り換え攻略法、最大で数千円お得になる割引きっぷの選び方まで、大阪から北陸への新幹線旅に必要な情報をまるごとお伝えします。

💡 この記事でわかること

・大阪から北陸新幹線に乗る具体的なルートと乗り換え方法
・金沢・富山・福井への料金と所要時間の一覧
・敦賀駅の3階構造をスムーズに乗り換えるコツ
・最大数千円安くなる割引きっぷ5種類の使い分け

目次

大阪から北陸新幹線に乗るには敦賀駅での乗り換えが必須

大阪から北陸新幹線に乗るには敦賀駅での乗り換えが必須の解説画像

サンダーバード+新幹線の2本立てが基本ルート

大阪から北陸新幹線に乗るルートは、大阪駅→(特急サンダーバード)→敦賀駅→(北陸新幹線つるぎ・はくたか)→金沢・富山方面という流れです。以前はサンダーバードが金沢まで直通していましたが、2024年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸にともない、サンダーバードの運行区間は大阪〜敦賀に短縮されました。

つまり、大阪から金沢や富山へ行くには必ず敦賀駅で乗り換えが発生します。ちょっと手間が増えたように感じるかもしれませんが、JR西日本はサンダーバードと新幹線の接続ダイヤをしっかり組んでいるので、敦賀での乗り換え時間はおおむね8〜10分。思ったよりスムーズです。

ポイントは、サンダーバードの到着時刻に合わせて新幹線「つるぎ」が接続運転していること。ほぼすべてのサンダーバードに対応するつるぎが設定されているので、「乗り換えたら次の新幹線が30分後」なんてことはまずありません。

なぜ直通運転ができないのか?線路の仕組みを知ると納得

「乗り換えなしで大阪から金沢まで行けないの?」という声はよく聞きます。理由はシンプルで、在来線と新幹線では線路の幅(軌間)が違うからです。在来線は1,067mm、新幹線は1,435mm。物理的に同じ車両が走れません。

北陸新幹線が新大阪まで延伸すれば乗り換えなしで行けるようになりますが、それはまだ先の話(詳しくは後述します)。現状では敦賀乗り換えが唯一のルートです。

ただ、考え方を変えれば、敦賀から先は新幹線なので金沢までの所要時間は約40分と大幅に短縮されています。在来線時代の敦賀〜金沢は約1時間20分かかっていたので、新幹線区間だけで見れば40分も速くなっています。

新大阪駅と大阪駅、どっちから乗る?

サンダーバードは大阪駅が始発です。新大阪駅にも停車しますが、大阪駅から乗ったほうが座席を確保しやすいのは言うまでもありません。自由席で確実に座りたいなら大阪駅からの乗車がおすすめです。

新大阪駅から乗る場合は、東海道新幹線との乗り換えに便利です。東京方面から来て北陸へ向かう場合、新大阪駅で東海道新幹線→サンダーバードと乗り継ぐルートも選択肢になります。ただし、東京から金沢へ行くなら北陸新幹線「かがやき」で直通するほうが速くて楽です。

大阪駅のサンダーバード乗り場は11番線。特急ホームなので在来線の普通列車とは別のホームになります。案内表示に従えば迷うことはありません。

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金沢まで9,410円・富山まで10,290円|区間別の料金を一覧で比較

通常料金の内訳を分解してみると

大阪から金沢までの通常料金は9,410円(指定席利用時)です。この料金は「大阪→敦賀のサンダーバード特急料金+運賃」と「敦賀→金沢の新幹線特急料金」を合算したもの。実は、2024年3月の延伸前(サンダーバード直通時代)と比べると約1,620円の値上げになっています。

値上げの理由は、敦賀で在来線と新幹線に分かれたことで特急料金が二重にかかるようになったから。これは乗客にとって痛い変化ですが、JR西日本は乗り継ぎ割引を設定してある程度カバーしています(割引きっぷの章で詳しく解説します)。

自由席を使えば数百円安くなりますが、サンダーバードも新幹線つるぎも指定席と自由席の差額は数百円程度。乗り換え時に座席を確保する安心感を考えると、指定席をおすすめします。

大阪から北陸各都市への料金早見表

主要区間の料金と所要時間を一覧にまとめました。

区間 指定席料金 所要時間(目安)
大阪→敦賀 3,640円 約1時間20分
大阪→福井 7,290円 約1時間50分
大阪→金沢 9,410円 約2時間20分
大阪→富山 10,290円 約3時間

※ガタンゴトン研究所調べ(2026年6月時点)。料金は通常期の指定席特急料金+運賃の合計。繁忙期・閑散期で±200円の変動あり

表を見るとわかるように、大阪から金沢は約2時間20分。延伸前のサンダーバード直通時代は約2時間40分だったので、乗り換えが発生するもののトータルの所要時間は約20分短縮されています。

延伸前との料金差はどれくらい?

「高くなった」という声が多いですが、具体的にどれくらい変わったのか整理しましょう。大阪〜金沢間の場合、延伸前のサンダーバード指定席は約7,790円でした。現在は9,410円なので差額は約1,620円

ただし、後述する「北陸・関西チケットレス」などの割引きっぷを使えば、延伸前とほぼ同額か、それ以下で乗れるケースもあります。定価で乗るのがいちばん損、というのが正直なところです。

往復で考えると差額は約3,240円。日帰りや1泊旅行なら割引きっぷの活用は必須と言えます。

⚠️ 注意
2024年3月の延伸にともない、従来の「乗継割引」(在来線特急と新幹線の乗り継ぎで在来線特急料金が半額になる制度)は廃止されました。現在は新たに設定された「乗り継ぎ特急料金」が自動適用される仕組みに変わっています。古い情報サイトに残っている「乗継割引で半額」という記述は現在は使えないのでご注意ください。

サンダーバードと新幹線つるぎの接続ダイヤ|乗り換え8分は余裕?

サンダーバードと新幹線つるぎの接続ダイヤ|乗り換え8分は余裕?の解説画像

1時間に1〜2本のペースで接続ダイヤが組まれている

大阪から北陸方面へ向かうサンダーバードは、朝6時台から夜21時台までおおむね1時間に1〜2本運転されています。そしてほぼすべてのサンダーバードに対して、敦賀駅で接続する北陸新幹線「つるぎ」が設定されています。

標準的な乗り換え時間は8〜10分。サンダーバードが敦賀に到着してから、新幹線つるぎの発車まで余裕を持ったダイヤが組まれています。ただし、サンダーバードが遅延した場合は新幹線が待ってくれることもありますが、保証はされていません。

朝の通勤時間帯(7〜9時台)と夕方(17〜19時台)は本数が多く、日中はやや間隔が空きます。金沢への日帰り旅行なら、朝8時台のサンダーバードに乗れば10時過ぎには金沢に着けるイメージです。

「はくたか」と「つるぎ」どっちに乗ればいい?

敦賀から金沢方面へ向かう新幹線は主に2種類あります。「つるぎ」は敦賀〜金沢・富山の区間運転「はくたか」は敦賀〜東京の長距離列車です。

金沢だけが目的地なら、つるぎでもはくたかでもどちらでもOK。所要時間もほぼ同じです。ただし、富山まで行くならはくたかが便利。つるぎは金沢止まりの便もあるため、富山まで直通するかどうかを時刻表で確認しましょう。

ちなみに、最速列車「かがやき」は敦賀には停車しないので、大阪からの乗り換えでは利用できません。かがやきは東京〜金沢・敦賀を結ぶ列車で、途中の停車駅が少ないぶん速いのですが、大阪方面からは縁がない列車です。

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帰りの接続も知っておこう|金沢発の最終は?

帰りのルート(金沢→敦賀→大阪)も同様に接続ダイヤが組まれています。金沢発の最終接続はつるぎの最終列車(21時台)で、敦賀でサンダーバードに乗り継いで大阪に23時前後に着くイメージです。

注意したいのは、金沢で夕食を楽しんでから帰る場合。20時以降の列車は混み合うことが多いので、指定席の事前予約をおすすめします。自由席だと座れない可能性があります。

日帰りプランなら「朝8時台発→金沢10時着→金沢20時発→大阪22時着」で約10時間の滞在が可能。観光には十分な時間です。

敦賀駅の乗り換えは意外とカンタン?3階構造の攻略法

1階→2階→3階の縦移動がポイント

敦賀駅は北陸新幹線の延伸にあわせて大規模にリニューアルされました。構造は地上3階建てで高さ約23m。1階が在来線ホーム、2階が乗り換え改札とコンコース、3階が新幹線ホームという縦に積み上がった構造です。

サンダーバードで敦賀に着いたら、ホームからエスカレーターで2階の乗り換え改札へ上がり、改札を通ったらさらに3階の新幹線ホームへ。移動距離はおおむね150〜200m、所要時間は5〜6分が目安です。

「23mの高さ」と聞くとビルの7〜8階分に相当するので不安になるかもしれませんが、エスカレーターとエレベーターが複数設置されているので体力的な心配は不要です。

STEP 1
サンダーバードを降りたら1階ホームのエスカレーターへ
STEP 2
2階の乗り換え改札できっぷ(またはICカード)をタッチ
完了
3階の新幹線ホームで「つるぎ」「はくたか」に乗車

乗り換え改札では何が必要?きっぷとICカードの注意点

2階の乗り換え改札では、在来線のきっぷ(またはICカード)と新幹線のきっぷの両方が必要です。紙のきっぷの場合は2枚重ねて改札機に通します。

チケットレスで予約した場合は、在来線区間のチケットレス特急券と新幹線区間のチケットレス特急券がそれぞれスマホに入っているので、乗り換え改札でスマホをタッチすればOK。ICOCAやSuicaなどのICカードと併用する場合は、ICカード+スマホの2タッチが必要になるケースがあるので注意してください。

よくある失敗が、「在来線のきっぷだけ持っていて新幹線のきっぷを買い忘れた」というパターン。サンダーバードの特急券と新幹線の特急券は別々に必要です。乗車前に両方の区間のきっぷが手元にあるか確認しましょう。

車椅子やベビーカーでの乗り換えは大丈夫?

敦賀駅にはエレベーターが設置されており、車椅子やベビーカーでの乗り換えにも対応しています。ただし、エレベーターはエスカレーターと比べると台数が限られるため、混雑時は待ち時間が発生することがあります。

車椅子利用の方は、事前にJR西日本に連絡しておくと駅員がサポートしてくれます。JRおでかけネットの敦賀乗り換え案内ページに詳しい案内があるので、不安な方は事前にチェックしておくと安心です。

ベビーカーの場合は、エスカレーターではなくエレベーターを使いましょう。乗り換え時間が8分と短いので、エレベーター利用の場合は少し余裕を持って行動するのがコツです。1本前のサンダーバードに乗るくらいの気持ちでスケジュールを組むと安心です。

📍 敦賀駅
所在地 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
路線 北陸新幹線・北陸本線・小浜線
公式サイト JRおでかけネット 敦賀駅乗り換え案内

最大で数千円お得になる割引きっぷ5選|知らないと定価で乗ることに

最大で数千円お得になる割引きっぷ5選|知らないと定価で乗ることにの解説画像

北陸・関西チケットレスが万能選手

大阪〜金沢・富山間で最もスタンダードな割引きっぷが「北陸・関西チケットレス」です。2025年4月に旧「北陸乗継チケットレス」から名称変更され、同時にJ-WESTカードがなくても利用できるようになりました。

予約はJR西日本の予約サイト「e5489」から。サンダーバードと新幹線の両方をまとめて予約でき、乗り継ぎの手間を最小限にしてくれます。きっぷを受け取る必要もなく、スマホだけで乗車できるのが最大のメリットです。

料金は通常の指定席料金より数百円〜1,000円程度安くなります。前日まで予約可能なので、旅行が決まったら早めに押さえておきましょう。

7日前までに予約できるなら「早特7」が最安クラス

さらに安く乗りたいなら、「北陸・関西チケットレス(早特7)」がおすすめ。7日前までの予約が条件ですが、割引率がグッと上がります。

旅行の日程が確定しているなら迷わず早特7を狙いましょう。ただし、列車・座席の変更ができない(払い戻しのみ)という制約があるので、予定変更の可能性がある場合は通常のチケットレスのほうが柔軟です。

早特7は人気列車から売り切れていくので、週末や3連休の旅行なら発売開始直後(乗車日の1か月前)に予約するのがコツ。特に金曜夕方の金沢行きと日曜夕方の大阪行きは争奪戦になります。

✅ 割引きっぷを使うときのポイント

・予約はJR西日本「e5489」から(会員登録無料)
・J-WESTカードがなくてもチケットレスは利用可能
・早特7は7日前まで、通常チケットレスは前日まで予約OK
・チケットレスならきっぷの受け取り不要、スマホだけで乗車できる

往復で買うとさらにお得?セット商品もチェック

日本旅行やJTBなどの旅行会社が販売する往復きっぷ+宿泊のパック商品も見逃せません。新幹線の往復きっぷ単体よりも、ホテルがセットになったパックのほうが安くなることがあります。

特に金沢1泊旅行の場合、往復の交通費+ホテル1泊で15,000円台から見つかることも。定価だと交通費だけで往復18,820円(9,410円×2)かかるので、宿泊込みのパックのお得さがわかります。

注意点として、パック商品は列車の変更が利かない場合が多いことと、当日の購入はできないこと。計画的な旅行向けです。急な出張や予定変更の多い方にはチケットレスのほうが向いています。

学生なら学割も併用できる

学生の方は学割証を使えば運賃部分が2割引になります。学割は特急料金には適用されませんが、大阪〜金沢の運賃が片道で数百円安くなります。チケットレスとの併用はできませんが、みどりの窓口や券売機できっぷを買う場合は学割を忘れずに提示しましょう。

学割を使うには、学校で「学割証(学生・生徒旅客運賃割引証)」を発行してもらう必要があります。営業キロが101km以上の区間で利用可能で、大阪〜金沢は余裕で条件を満たしています。

大学のゼミ旅行や就活での北陸移動など、学生が北陸新幹線を使うシーンは意外と多いので、学割証は常にストックしておくのがおすすめです。

時間帯で混雑が全然違う!座席選びと空いている時間のコツ

平日と休日で混雑パターンが真逆になる

大阪〜金沢間の混雑は、平日と休日でまったく異なります。平日は朝の大阪発と夕方の金沢発がビジネス利用で混雑します。特に金曜夕方の大阪→金沢と、月曜朝の金沢→大阪は出張族で指定席が埋まりやすい時間帯です。

一方、休日は逆パターン。土曜朝の大阪→金沢(観光客の出発)と日曜夕方の金沢→大阪(帰り)が混み合います。観光シーズン(GW・お盆・紅葉期)は終日混雑するので、指定席の事前予約が必須です。

狙い目は平日の10〜15時台。ビジネス客の波が引いた日中は自由席でも余裕で座れることが多いです。観光目的なら平日の午前遅めに出発するプランが快適です。

サンダーバードの自由席は何号車?座れる確率を上げるコツ

サンダーバードの自由席は1〜4号車(9両編成の場合)。ただし、繁忙期は自由席が減って指定席が増えることがあるので、乗車前に確認しましょう。

自由席で座りたいなら、大阪駅で発車15分前にはホームに並ぶのがセオリー。大阪駅が始発なので、早めに並べばほぼ確実に座れます。新大阪駅から乗る場合は、大阪駅で大半の席が埋まった状態になるため、窓側は難しいかもしれません。

席を選ぶなら進行方向右側(E席)がおすすめ。琵琶湖沿いを走る区間で湖の景色が楽しめます。ただし、天気が悪い日は景色が見えないので、こだわりがなければA席(左側)でも問題ありません。

新幹線つるぎの座席はどこがベスト?

敦賀から乗る新幹線つるぎはE7系・W7系の12両編成。自由席は1〜3号車、指定席は4〜10号車、グリーン車は11号車、グランクラスは12号車です。

🚆 北陸新幹線つるぎ 号車ガイド

1〜3号車 自由席

4〜10号車 指定席

11号車 グリーン車

12号車 グランクラス

敦賀駅の乗り換えでは、サンダーバードが到着する1階ホームから3階の新幹線ホームまで移動するため、号車の位置はあまり気にしなくてOK。エスカレーターを上がった先で目の前にある車両に乗るのがいちばんスムーズです。

金沢駅で在来線に乗り換える場合は、中間の5〜7号車あたりに乗ると改札への移動が楽です。富山駅の場合もホーム中央付近にエスカレーターがあるので、同じく中間車両がおすすめです。

大阪発で北陸新幹線沿線の観光地へ|金沢・福井・富山アクセス早見表

金沢は日帰りも余裕!兼六園・近江町市場へのアクセス

大阪から約2時間20分で着く金沢は、日帰り観光が十分可能な距離です。金沢駅からは路線バスで主要観光地にアクセスできます。兼六園・金沢城公園へはバスで約15分、近江町市場へは徒歩約15分またはバスで約10分です。

朝8時台に大阪を出れば10時過ぎには金沢着。近江町市場で海鮮ランチを楽しんで、午後は兼六園やひがし茶屋街を散策、夕方に金沢を出て22時前には大阪に帰れます。

金沢は駅前にバスターミナルが整備されていて、観光地を巡る「城下まち金沢周遊バス」(1回乗車200円、1日フリー乗車券800円)が便利。タクシーを使わなくても主要観光地はバスでカバーできます。

福井は恐竜博物館がアツい!敦賀乗り換えで約1時間50分

大阪から福井までは約1時間50分。福井県立恐竜博物館は2023年にリニューアルオープンして話題を集めています。福井駅からえちぜん鉄道で勝山駅まで約1時間、そこからバスで約10分です。

福井は北陸新幹線が新たに停車するようになった駅のひとつ。敦賀の次の停車駅(越前たけふを除く)なので、敦賀での乗り換え後わずか約15分で到着します。

福井駅周辺では駅前の恐竜モニュメントや、越前がにの名店が楽しめます。金沢ほど観光地化されていない分、混雑が少なくゆったり観光できるのが福井の魅力です。

富山はガラスと寿司の街!少し遠いけど行く価値あり

大阪から富山までは約3時間。金沢と比べると少し遠いですが、富山湾の新鮮な寿司と「富山市ガラス美術館」は行く価値ありです。富山きときと空港からのアクセスも考えると、大阪からは新幹線ルートが最も現実的。

富山駅前には路面電車(富山地方鉄道市内電車)が走っていて、富山市中心部の観光に便利。環状線「セントラム」は運賃210円で、ガラス美術館のある西町まで約10分です。

富山は日帰りだとやや慌ただしいので、1泊するプランがおすすめ。先述の旅行パック商品を使えば、往復の交通費+ホテル1泊でお得に泊まれます。

敦賀で途中下車するのもアリ!赤レンガ倉庫と日本海の海鮮

乗り換え駅の敦賀で途中下車して観光するプランも意外とおすすめ。敦賀赤レンガ倉庫は駅から徒歩約20分(バスなら約5分)で、ジオラマ館やカフェが楽しめます。

敦賀は日本海に面した港町で、海鮮が美味しいことでも知られています。駅前の「日本海さかな街」では新鮮な海鮮丼が1,000円台から味わえます。金沢や富山に行く途中に立ち寄って、ランチだけ楽しむプランも十分アリです。

途中下車する場合は、きっぷの種類によって途中下車できるかどうかが変わるので注意。通常のきっぷ(営業キロ101km以上)なら途中下車可能ですが、チケットレス特急券は途中下車すると前途無効になるケースがあります。事前に確認しておきましょう。

新大阪延伸で敦賀乗り換えがなくなる日は来るのか

開業は早くても2040年代後半という現実

「いつか大阪から金沢まで乗り換えなしで行けるようになるの?」——多くの人が気になるこの問題、残念ながらすぐには実現しません。北陸新幹線の敦賀〜新大阪間の延伸は計画としては存在しますが、開業は早くても2040年代後半、最長で2050年代と見込まれています。

なぜそんなに時間がかかるのか。最大の理由はルートがまだ正式に確定していないこと。2026年6月現在、与党プロジェクトチームが8つのルート案を再検討している段階です。ルートが決まらなければ着工できず、着工から開業まで最低15年はかかるとされています。

つまり、少なくともあと15〜25年は「サンダーバード+新幹線乗り換え」が大阪から北陸へのメインルートであり続けるということ。当面は今のルートに慣れておくのが得策です。

「小浜京都ルート」が有力だけど決定ではない

延伸のルート案で最も有力とされているのが「小浜京都ルート」。敦賀から小浜(福井県)を経由して京都に至り、そこから新大阪へ向かうルートです。2016年に与党PTがこのルートを決定していましたが、建設費の高騰やJR西日本の負担問題で議論が行き詰まっていました。

2025年12月にはルートの再検討が決定し、一度は消えた「米原ルート」(敦賀から米原経由で東海道新幹線に接続)も復活。全8案を比較検討している状況です。2026年7月の国会会期末までにルートを決定する方針ですが、各地域の利害が絡み合っており、合意形成は簡単ではありません。

どのルートになっても、延伸が実現すれば大阪〜金沢が乗り換えなしで約1時間20分〜1時間40分になると試算されています。現在の約2時間20分から大幅に短縮されるので、実現が待たれるところです。

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延伸を待たずに今できること

延伸がいつになるかわからない以上、今のルートを最大限活用するのが賢い選択です。具体的には、割引きっぷの活用敦賀乗り換えの慣れ時間帯選びの3つがポイント。

特にチケットレス予約は年々使いやすくなっており、2025年4月の改定でJ-WESTカードなしでも割引料金が適用されるようになりました。スマホひとつで予約から乗車まで完結するので、まだ使ったことがない方は次の旅行で試してみてください。

敦賀での乗り換えも、1〜2回経験すれば「こんなに簡単だったの?」と感じるはず。案内サインが充実しているので、初めてでも迷うことはほとんどありません。むしろ、JRおでかけネットの乗り換え案内を事前に見ておけば安心感が違います。

🚃 鉄道トリビア
北陸新幹線の敦賀延伸にともない、かつて大阪〜金沢を走っていた寝台特急「日本海」の名前が懐かしく語られることがあります。実は「日本海」は2012年に廃止されており、大阪〜北陸の夜行列車は現在ゼロ。もし北陸新幹線が新大阪まで延伸すれば、夜行列車がなくても日帰りで十分往復できる距離になります。

まとめ|大阪から北陸への新幹線旅を快適にするポイント

大阪から北陸新幹線で金沢や富山へ行くルートは、2024年3月の延伸で「サンダーバード+新幹線つるぎの敦賀乗り換え」に変わりました。乗り換えが増えた分だけ手間はありますが、所要時間は約20分短縮され、敦賀駅の案内設備も充実しているので、思ったよりスムーズに移動できます。料金面では定価が約1,620円上がったものの、割引きっぷを使えば延伸前と同等かそれ以下に抑えることも可能です。

📝 この記事のポイントまとめ

  • 大阪から北陸新幹線に乗るには、特急サンダーバードで敦賀駅まで行き、新幹線つるぎ・はくたかに乗り換える
  • 大阪〜金沢は指定席9,410円・約2時間20分、大阪〜富山は10,290円・約3時間
  • 敦賀駅の乗り換えは3階建て構造で移動は5〜6分、エスカレーター・エレベーター完備
  • 「北陸・関西チケットレス」「早特7」などの割引きっぷで数千円の節約が可能
  • 平日10〜15時台が空いていて快適。週末は指定席の事前予約を推奨
  • 新大阪延伸は早くても2040年代後半。当面は敦賀乗り換えルートを上手に使いこなそう
  • 金沢は日帰り可能、富山は1泊がおすすめ。敦賀での途中下車も穴場プラン

まず最初にやるべきことは、JR西日本の「e5489」に会員登録することです。無料で登録でき、チケットレスの割引きっぷがすぐに使えるようになります。登録しておけば、スマホで予約→スマホで乗車までノーストレス。次の北陸旅行から使わない理由がありません。

北陸は四季折々の魅力がある地域です。春の兼六園の桜、夏の富山湾の白えび、秋の紅葉、冬のカニ——大阪からわずか2時間ちょっとで、こんなに多彩な体験ができる場所は他にありません。この記事の情報を活用して、ぜひ快適な北陸旅行を楽しんでください。

※料金・ダイヤは2026年6月時点の情報です。最新の運賃・時刻についてはJRおでかけネット公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

新幹線の窓側席と駅弁をこよなく愛する鉄道リサーチャー。「乗る前に読めば、移動がもっと楽しくなる」をモットーに、きっぷの買い方から知られざる鉄道トリビアまで、とことん調べてわかりやすく発信中。

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