ななつ星in九州の料金は70万円〜285万円!コース・客室別の全額と予約のコツを解説

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「ななつ星in九州に乗ってみたいけど、料金っていくらなの?」と検索して、このページにたどり着いた方が多いと思います。結論から言うと、ななつ星in九州の料金は1泊2日で70万円から、3泊4日だと最高285万円まで幅があります。1人あたりの金額です。ざっくり言えば「1泊2日か3泊4日か」「どの客室に泊まるか」「1人で使うか2人で使うか」の3つで金額が決まります。この記事では、2026年(第28期・春〜夏)の最新の旅行代金を、コース別・客室タイプ別にぜんぶ表にまとめました。さらに「その金額に何が含まれているのか」「1人で乗るとどうなるのか」「抽選の申込はどう進むのか」まで、乗る前に知っておきたいことを電車好きの友達目線でお伝えします。数字はJR九州の公式情報をもとにしているので、まずは全体像からいっしょに見ていきましょう。

✅ この記事でわかること

✓ ななつ星in九州のコース別・客室別の最新料金(2026年)

✓ 70万円〜285万円の料金に「何が含まれているか」

✓ 1人で乗るときの料金と、2人で乗るときの差

✓ 抽選申込・キャンセル料など予約前に知るべきこと

目次

ななつ星in九州の料金は70万円〜285万円|まず全体像をつかむ

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ななつ星in九州は、JR九州が2013年10月に走らせた日本初のクルーズトレインです。運賃だけで乗れる普通の列車ではなく、旅行代金を払って乗る「動くホテル」のような存在。だからこそ料金の考え方が独特で、最初にここを押さえておくと後がわかりやすくなります。まずは金額のいちばん外側の枠から見ていきましょう。

🚃 この記事の結論

ななつ星in九州の料金は1泊2日70万円〜、3泊4日は最高285万円です。金額は日程・客室・利用人数の3つで決まります。

最安は70万円、最高は285万円という結論

いちばん安い料金は、1泊2日くじゅうコースのスイートを2名1室で使う場合の、1人あたり70万円です。逆にいちばん高いのは、3泊4日コースでいちばん広いDXスイートAを1名1室で使う場合の、1人あたり285万円。同じ列車なのに1人あたりで4倍以上の差があるわけです。この差が生まれる理由はシンプルで、「泊まる日数」と「部屋のランク」と「相部屋にするかどうか」が全部かけ算で効いてくるから。逆に言えば、この3つのうち安いほうを選べば、ななつ星の中では最も手が届きやすい70万円台に収まります。まずは「70万〜285万の間のどこを狙うか」という感覚を持っておくと、あとの料金表がぐっと読みやすくなります。旅行代金の元データはJR九州の公式サイトで確認できます(JR九州 ななつ星in九州 公式サイト)。

なぜ「1泊2日」と「3泊4日」で倍以上違うのか

ななつ星のコースは大きく分けて1泊2日3泊4日の2種類。同じスイートでも、1泊2日なら70万円、3泊4日なら135万円前後と、ほぼ倍の開きがあります。理由は「車中泊の数」と「含まれる食事・観光の量」がまるごと違うから。3泊4日は車内で2泊、旅館で1泊するのが基本の流れで、九州をぐるっと大きく周遊します。食事の回数もエンターテイメントも観光地の数も1泊2日の倍以上。日数が延びるほど、その分だけ「泊まる・食べる・巡る」がすべて積み上がっていくので、料金も比例して上がっていくわけです。「まず雰囲気を味わいたい」なら1泊2日、「九州を一周する非日常をどっぷり」なら3泊4日、と目的で選ぶのがコツです。

客室は3タイプ|スイート/DXスイートB/DXスイートA

料金を左右するもう一つの軸が客室ランクです。ななつ星の客室は全10室すべてがスイートルームで、その中に「スイート」「DXスイートB」「DXスイートA」の3タイプがあります。いちばんスタンダードなのがスイートで、料金表のベースになる価格帯。DXスイートBは落ち着いた色調でプライベート感が高い広めの部屋、DXスイートAは車両の端に1室だけある最上級の部屋で、窓が大きく開放感があります。DXスイートAとBは各1室しかないので、まさに争奪戦。「せっかくなら最上級を」と思う人が多いぶん、DXスイートは倍率も高くなりがちです。料金を抑えたいならスイート、記念日など特別な体験を求めるならDXスイート、と目的に応じて選び分けましょう。

客室タイプ 特徴 1泊2日 2名1室の目安
スイート 標準タイプ・室数が最も多い 70万円
DXスイートB プライベート感の高い広い部屋(1室) 85万円
DXスイートA 車両端の最上級・大きな窓(1室) 95万円

※金額は第28期(2026年春〜夏)くじゅうコースの1名あたり(2名1室利用)。ガタンゴトン研究所調べ。

1泊2日コースの料金を客室タイプ別に見る

「まずは1泊2日から」と考える人がいちばん多いので、ここを詳しく見ていきましょう。1泊2日は博多を出発して九州の一部をめぐり、車内で1泊して博多に戻る流れ。料金のベースになるコースなので、金額の感覚をここでつかんでおくと3泊4日との比較もしやすくなります。

くじゅうコースの料金表(70万円〜160万円)

1泊2日の代表が「くじゅうコース」です。料金は客室タイプと利用人数で以下のように変わります。スイートの2名1室なら1人70万円、これがななつ星の最安値。DXスイートBが85万円、DXスイートAが95万円と、ランクが上がるごとに15万円前後ずつ上乗せされていくイメージです。1名1室にすると跳ね上がり、スイートで100万円、DXスイートAだと160万円になります。「1泊で70万円は高い」と感じるか「クルーズ船の豪華版と考えれば」と感じるかは人それぞれですが、含まれる中身を知ると印象が変わります(内訳は後半で解説します)。

客室タイプ 2名1室(1人あたり) 1名1室
スイート 70万円 100万円
DXスイートB 85万円 150万円
DXスイートA 95万円 160万円

新コース「わいた」は温泉郷をめぐる1泊2日

2026年から1泊2日に新しく「わいたコース」が加わりました。熊本県と大分県の県境にある「わいた温泉郷」をめぐるコースで、2026年9月以降の土曜出発で13本が設定されています。地熱の力とともに暮らす人々との出会いがテーマで、車内では地熱を利用した染物体験なども用意されているのが特徴です。料金の考え方はくじゅうコースと同じく客室タイプで変わる仕組みなので、「1泊2日でスイートなら70万円台」というベース感覚がそのまま使えます。定番のくじゅうコースが取れなかったときの選択肢としても覚えておくと便利です。新コースの詳細はJR九州のプレスリリースでも告知されています(JR九州 新コース告知(PR TIMES))。

1泊2日を選ぶべきなのはこんな人

1泊2日が向いているのは、「まずはななつ星を体験してみたい」「3泊4日はスケジュール的に厳しい」という人です。1泊2日でも、専用の食事・お酒・観光・車中泊がすべて料金に含まれているので、ななつ星の世界観はしっかり味わえます。仕事を長く休めない人や、いきなり数百万円は…という人にとって、70万円台から入れる1泊2日は現実的な入口。逆に、九州をぐるっと一周して沿線各地の名店や景色をとことん楽しみたいなら、次に紹介する3泊4日のほうが満足度は高くなります。「お試し」と「フルコース」で使い分けるのがおすすめです。

豪華列車の料金感をもっと比べたい人は、こちらの記事もどうぞ。

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3泊4日コースの料金(高千穂・雲仙・由布院)

3泊4日コースの料金(高千穂・雲仙・由布院)の解説画像

ななつ星の真骨頂といわれるのが3泊4日コースです。九州を大きく周遊し、車内で2泊、旅館で1泊するのが基本の流れ。料金は一気に上がりますが、その分だけ体験の密度もまるで違います。ここでは3つの3泊4日コースの料金を見ていきましょう。

高千穂コースの料金(135万円〜285万円)

3泊4日の代表格が「高千穂コース」。料金はスイートの2名1室で135〜138万円から始まり、DXスイートBが170万円、DXスイートAが185万円。1名1室にするとスイートで195〜200万円、DXスイートAだとななつ星の最高額285万円に達します。1泊2日のちょうど倍前後という価格帯ですね。神話の里・高千穂を含む九州の内陸をめぐる人気コースで、DXスイートは特に競争率が高め。「どうせ乗るなら最上級で、九州を一周したい」という人が集まるコースなので、料金は張っても満足度で選ばれています。

客室タイプ 2名1室(1人あたり) 1名1室
スイート 135〜138万円 195〜200万円
DXスイートB 170万円 265万円
DXスイートA 185万円 285万円

雲仙コースと、新設の由布院コース

3泊4日にはほかに「雲仙コース」があります。料金はスイート2名1室で135万円、DXスイートB 170万円、DXスイートA 185万円と高千穂コースとほぼ同じ設定。1名1室ではスイート195万円、DXスイートA 285万円です。久留米絣や阿蘇の草原など「九州の豊かな大地と水の恵み」をテーマにめぐるコースです。さらに2026年11月からは新コース「由布院コース(3泊4日)」が火曜出発で6本追加されました。有田焼の伝統や職人との出会いがテーマの新しい周遊ルートで、3泊4日の選択肢が増えたかたちです。どのコースも客室ランクによる料金の考え方は共通なので、行きたいテーマで選んでOKです。

3泊4日は1泊2日と何が違う?

「倍の料金を払う価値があるの?」という疑問に答えると、3泊4日は食事の回数・観光地の数・車中泊の体験がすべて2倍以上になります。1泊2日が「ダイジェスト版」だとすれば、3泊4日は「フルコース版」。沿線各地の名店の料理人が入れ替わりで乗車して腕をふるったり、途中下車して九州各地の伝統工芸や絶景を訪ねたりと、時間をかけないと味わえない体験がぎっしり詰まっています。旅館泊が1泊入るのもポイントで、列車と旅館の両方を楽しめる構成です。「一生に一度の記念旅行」として選ぶ人が多いのも、この密度があるからこそなんですね。

その料金、何が含まれてる?知って納得の内訳

「1泊で70万円」と聞くと身構えますが、この金額には旅のほぼすべてが含まれています。ここを理解すると、料金の見え方がガラッと変わるはず。含まれるものと、意外な落とし穴を整理しておきましょう。

💡 ヒント:料金は「オールインクルーシブ」

列車の運賃・料金、専用バス代、食事、お酒を含む飲み物、宿泊、観光施設の入場料まで、旅の主要な出費がまるごと込み。財布を出す場面がほとんどありません。

運賃も食事もお酒も、ぜんぶ込み

ななつ星の旅行代金に含まれるのは、列車の運賃・料金、専用バス代金、食事、エンターテイメント代金、アルコールを含む飲料代金、宿泊代金、観光施設料金です(一部の有料設備・有料の飲み物を除く)。つまり乗ってしまえば、食事もお酒も観光も追加でお金を払う必要がほぼありません。九州各地の一流料理人による食事、車内でのエンターテイメント、途中の観光や旅館泊まで全部セット。こう考えると、単なる「電車のきっぷ代」ではなく「数日間の九州周遊オールインクルーシブツアー」の値段だとわかります。含まれる内容の詳細はJR九州の公式Q&Aで確認できます(JR九州 ななつ星 よくあるお問い合わせ)。

他の豪華列車(瑞風・四季島)と比べると

ななつ星の料金を単体で見ると高く感じますが、同じ「クルーズトレイン」の仲間と比べると相場感がつかめます。JR西日本の「TWILIGHT EXPRESS瑞風」やJR東日本の「TRAIN SUITE四季島」も、いずれも1泊2日〜のコースで数十万円〜、最上級の長いコースだと数百万円という価格帯。ななつ星の70万〜285万円という料金は、日本の豪華列車としては標準的なレンジに収まっています。3列車ともオールインクルーシブで抽選制という点も共通していて、「豪華列車はこういう料金体系なんだ」と理解しておくと迷いません。それぞれの料金は別記事で詳しくまとめています。

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よくある誤解:「現地で追加料金がかかる」ではない

⚠️ よくある失敗①

「料金のほかに現地で食事代や観光代がかかると思って身構えていたら、実はほぼ込みだった」という声は多め。逆に、バーの一部の飲み物など“有料”のものもあるので、含まれる・含まれないの線引きは事前にチェックを。

ななつ星は基本がオールインクルーシブなので、「現地でどんどんお金が飛んでいく」タイプの旅ではありません。ただし、車内のバーで提供される一部の飲み物や、ギャラリーショップでの買い物、記念グッズなどは別料金です。「全部タダだと思っていた」という思い込みも、「全部追加で取られる」という思い込みも、どちらもズレています。正しくは「旅の主要部分は全部込み、嗜好品や買い物は別」。この線引きさえ知っておけば、当日にあわてることはありません。

1人で乗るといくら?1名1室と2名1室の差

「1人でも乗れるの?」「1人だと割高になる?」という疑問はとても多いです。結論から言うと1人でも乗れますが、料金の考え方に注意が必要。ここをきちんと押さえておきましょう。

1人参加は可能。ただし1名1室料金が適用される

ななつ星は1人での参加も可能です。ただし相部屋の設定はなく、1人で乗る場合は「1名1室利用の料金」が適用されます。表で見たとおり、たとえば1泊2日くじゅうコースのスイートなら、2名1室で1人70万円のところ、1名1室だと100万円。3泊4日高千穂コースのDXスイートAなら、2名1室185万円に対して1名1室は285万円になります。部屋を1人で独占するぶん、割高になるのは避けられません。「1人旅でゆっくり過ごしたい」という人は、この差額を織り込んで予算を組んでおきましょう。金額差はコースと客室で変わるので、料金表で該当する行を必ず確認してください。

📝 1名1室と2名1室の差(1泊2日くじゅう・1人あたり)

  • スイート:2名1室70万円 → 1名1室100万円(+30万円)
  • DXスイートB:2名1室85万円 → 1名1室150万円(+65万円)
  • DXスイートA:2名1室95万円 → 1名1室160万円(+65万円)

申込は中学生以上|年齢の条件

ななつ星の旅は、申込みが中学生以上に限られています。小さな子ども連れでの乗車はできない仕組みで、これは静かで落ち着いた大人の時間を守るための条件です。夫婦やカップル、親子(子どもが中学生以上)、気の合う友人同士での利用が中心。記念日や退職記念、還暦・古希のお祝いといった「人生の節目」に選ぶ人が多いのも、この年齢条件と料金帯ならではの傾向です。家族旅行を考えている場合は、お子さんの年齢が条件を満たすかを最初に確認しておきましょう。

誰と乗る人が多い?シーン別の選び方

予算と目的から逆算すると、選び方が見えてきます。「2人で記念旅行」なら2名1室のスイートが最もコスパよく、1泊2日なら1人70万円で最上級の非日常が味わえます。「一生に一度の特別な体験を」なら3泊4日のDXスイートで、九州一周のフルコースを。「1人でじっくり自分と向き合う旅を」なら1名1室ですが、割高になるぶん予算は多めに。カップルなら記念日に合わせて出発日を選ぶ、退職祝いなら日程に余裕のある3泊4日を選ぶ、といったようにシーンで組み立てると満足度が上がります。

予約と抽選の仕組み・支払い・キャンセル料

ななつ星は「お金を払えばすぐ乗れる」列車ではありません。人気が高く、申込は抽選方式。ここを知らないと予約でつまずくので、仕組みをしっかり押さえておきましょう。

Q. ななつ星は先着順で申し込めるの?
A. いいえ、抽選方式です。受付期間内にインターネットで申し込み、当選した人が乗車できます。人気コース・人気客室は倍率が高くなります。

申込は抽選方式|インターネットで受け付け

ななつ星の申込は抽選方式です。JR九州クルーズトレインツアーデスクが期ごとに募集を出し、受付期間内にインターネットから申し込みます。たとえば2026年秋〜冬分は、2026年4月1日〜4月30日にインターネット申込のみで受け付けられました。締切後に抽選が行われ、当選者だけが乗車できる仕組み。人気のDXスイートや週末出発の便は特に倍率が高くなります。コツは、第一希望だけでなく複数のコース・客室・出発日を検討しておくこと。倍率の高い最上級だけを狙うより、スイートや平日出発も視野に入れておくと当選の可能性が上がります。最新の募集スケジュールは公式サイトで告知されます。

キャンセル料は出発21日前から発生

当選して申し込んだあとのキャンセルには手数料がかかります。出発日の前日から数えて21日前より、20%のキャンセル料が発生し、その後は取消日が出発に近づくほど手数料が高くなっていきます。数百万円規模の旅行なので、20%でも数十万円という大きな金額です。当選したら日程は動かせないものと考え、仕事や体調の都合をしっかり固めてから申し込むのが鉄則。旅行の性質上、直前キャンセルの負担はかなり重いので、余裕のあるスケジュールで臨みましょう。詳しい取消手数料の区分は申込前に必ず確認してください。

よくある失敗:正規の申込先を間違える

⚠️ よくある失敗②
人気ゆえに「ななつ星」を名乗る詐欺行為やニセの案内も報告されています。申込は必ずJR九州の公式サイト・正規のツアーデスク、または公式に案内された旅行会社経由で。SNSの個人アカウントや不審なメールからの“特別枠”案内には要注意です。

ななつ星は正規の抽選申込のほかに、JALパックやHISなど旅行会社が1編成を貸し切って企画する商品もあります。これらは公式に案内された正規ルートなので問題ありませんが、公式と無関係の“転売”や“特別枠”をうたう案内には注意が必要です。JR九州も公式サイトで注意喚起を出しています。「安く乗れる裏ルート」のような話は基本的に存在しないと考え、必ず公式または正規の旅行会社から申し込みましょう。数百万円の旅だからこそ、入口を間違えないことが何より大切です。

料金以上の価値?車両と過ごし方をのぞいてみる

ここまで料金の話をしてきましたが、「その金額で何が体験できるのか」も気になるところ。ななつ星がなぜ高くても選ばれ続けるのか、車両と過ごし方から見ていきましょう。

📍 博多駅(ななつ星in九州 発着駅)
所在地 福岡県福岡市博多区博多駅中央街
路線 JR九州各線・九州新幹線・山陽新幹線ほか
公式サイト ななつ星in九州 車両のご紹介

全10室スイート・7両編成のぜいたくな構成

ななつ星in九州は7両編成で、客室は全10室すべてがスイートルームという、ぜいたくを極めた構成です。普通の特急なら1両に何十席も詰め込むところを、ななつ星は編成まるごとでわずか10室。うちDXスイートAとDXスイートBが各1室ずつという希少さです。乗客の数が少ないぶん、一人ひとりに手厚いおもてなしが行き届く仕組みになっています。2013年の運行開始後、2022年のリニューアルで全室スイート化され、より少人数で上質な空間へと進化しました。「席」ではなく「部屋」で過ごす、まさに動くホテルなんですね。

ラウンジ「ブルームーン」やダイニングでの時間

客室以外の設備も、料金に見合う体験の核心です。ラウンジカー「ブルームーン」ではピアノの生演奏やバーを楽しめ、ダイニングカーでは九州各地の一流料理人による食事が供されます。展望デッキから流れる九州の景色を眺めたり、車内の茶室で一服したりと、移動時間そのものが目的になる過ごし方ができます。普通の列車が「目的地まで運んでくれる乗り物」なのに対し、ななつ星は「乗っている時間そのものが旅の目的地」。この体験の密度こそが、数十万〜数百万円という料金の中身なわけです。同じJR九州の食にこだわった列車としては「或る列車」も知られています。

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実は「予約困難な列車」の代表格

🚃 鉄道トリビア
ななつ星in九州は、日本の「クルーズトレイン」というジャンルそのものを切り開いた先駆けです。2013年の登場が瑞風・四季島など後発の豪華列車を生むきっかけになりました。今も高い倍率が続く、日本を代表する予約困難列車のひとつです。

意外と知られていないのが、ななつ星が単なる高級列車ではなく「日本のクルーズトレインの元祖」だという点。2013年にななつ星が成功したことで、JR西日本の瑞風、JR東日本の四季島といった後発の豪華列車が次々と生まれました。つまり今ある豪華列車ブームの起点がななつ星なんです。登場から10年以上経った今も高い人気を保ち、抽選倍率が高いままなのは、この“本家”の風格ゆえ。料金だけを見ると驚きますが、その裏には「日本の鉄道旅を変えた1本」という歴史と価値が詰まっています。

まとめ:ななつ星in九州の料金を賢く把握しよう

ななつ星in九州の料金は、1泊2日で70万円から、3泊4日で最高285万円まで。金額は「日程(1泊2日か3泊4日か)」「客室ランク(スイート/DXスイートB/DXスイートA)」「利用人数(2名1室か1名1室か)」の3つの掛け算で決まります。高く見える料金も、食事・お酒・観光・宿泊までまるごと含んだオールインクルーシブだと知れば、印象はずいぶん変わるはず。まずは自分がどのコース・どの客室・何人で乗るのかをイメージして、料金表の該当する行を確認するところから始めてみてください。

🚃 この記事の結論

ななつ星の料金は日程・客室・人数で70万〜285万円。旅の主要な出費は全部込みのオールインクルーシブです。

✅ 要点チェック
  • 最安:1泊2日くじゅうコース・スイート2名1室で70万円
  • 最高:3泊4日・DXスイートA1名1室で285万円
  • 含まれる:運賃・食事・お酒・観光・宿泊がほぼ全部込み
  • 1人参加:可能だが1名1室料金で割高になる
  • 申込:中学生以上・抽選方式・公式か正規旅行会社経由で

次にやることはシンプルです。まずはななつ星in九州の公式サイトで最新の募集スケジュールと料金を確認し、行きたいコース・客室・出発日を第一希望から第三希望まで決めておきましょう。抽選は複数の希望を用意しておくほど当選のチャンスが広がります。数百万円規模の旅だからこそ、料金の全体像と含まれる中身、そして正規の申込ルートをしっかり押さえて、後悔のない一本を選んでくださいね。

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この記事を書いた人

新幹線の窓側席と駅弁をこよなく愛する鉄道ファン。乗り換え案内や座席選びのコツ、お得なきっぷ情報など、鉄道旅をもっと快適にするための実用的な情報を中心に発信しています。交通手段の比較や空港アクセスガイドも得意分野です。

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