新幹線 13号車 座席表|全90席・18列の配置とトイレ・荷物スペースが近い当たり席

新幹線 13号車 座席表|全90席・18列の配置とトイレ・荷物スペースが近い当たり席のアイキャッチ画像

新幹線のきっぷを取ったら「13号車」。でも、13号車って編成のどのあたりで、席は何列あって、トイレや荷物置き場はどこなのか……。シートマップの画面を前に、手が止まった経験はありませんか? 号車番号だけ見ても、車内の様子は意外とわからないものです。

結論からいうと、東海道・山陽新幹線(N700系ファミリー)の13号車は1番〜18番の18列・全90席の普通車で、3人掛けのA・B・C席と2人掛けのD・E席が並んでいます。奇数号車なのでトイレ付きで、そのぶん両隣の12号車・14号車(各100席)より席が少なめ。のぞみ・ひかりでは指定席、こだまでは基本が自由席と、列車によって扱いが変わるのもポイントです。

この記事では、13号車の座席表の読み方から、列車ごとの指定席・自由席の違い、東北新幹線(はやぶさ+こまち)の13号車が別物である理由、特大荷物スペースつき座席やコンセントの位置まで、乗る前に知っておくと得する情報をまとめて解説します。

✅ この記事でわかること

✓ 13号車の座席表(18列・90席・A〜E席の並び)とトイレの位置

✓ のぞみ・ひかり・こだま、はやぶさ+こまちで13号車がどう違うか

✓ 特大荷物スペースつき座席・コンセントを踏まえた「当たり席」

✓ シートマップで狙った席を確実に取る手順と失敗しないコツ

目次

新幹線 13号車 座席表の全体像|18列・90席はどう並んでいる?

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まずは東海道・山陽新幹線を走るN700系ファミリー(N700系・N700A・N700S)の13号車から見ていきます。東京〜新大阪・博多を走る16両編成の新幹線は、どの車両でも号車ごとの席数がそろえてあるので、ここで覚えた座席表はのぞみ・ひかり・こだまのどれに乗っても使えます。

13号車は1番〜18番の18列、A〜Eの5席が横に並ぶ

13号車の座席は1番〜18番の18列で、全90席です。1列あたり5席で、通路をはさんで3人掛けのA・B・C席と、2人掛けのD・E席が並んでいます。窓側はA席とE席、通路側はC席とD席、そして3人掛けのまん中がB席です。

この「3+2列」は東海道新幹線の普通車の標準的な並びで、13号車だけが特別なわけではありません。普通車ができるだけ多くの人を運べるよう、横5席を基本に設計されているためです。グリーン車(8〜10号車)は2+2列でゆったりしていますが、13号車は普通車なので5席並びになります。

座席番号は「列番号+アルファベット」で表されます。たとえば「13号車 7番E席」なら、7列目の2人掛け側の窓側という意味です。きっぷに書かれた番号を見れば、どの列のどこに座るか一発でわかります。

乗る前のコツとしては、2人旅ならD・E席の2人掛けを並びで取るのが定番です。隣に知らない人が来ないので、気兼ねなく話せます。逆に1人旅でA席を取ると、B席・C席に人が来る可能性があることも頭に入れておきましょう。

トイレは13号車の博多・新大阪寄りデッキにある

13号車は奇数号車なのでトイレが付いています。東海道・山陽新幹線のN700系ファミリーは、1・3・5・7・9・11・13・15号車の奇数号車にトイレを置く設計で、13号車もそのひとつです。

デッキの設備を見ると、東京寄りはデッキのみ、博多(新大阪)寄りのデッキにごみ箱とトイレがあります。つまり13号車からトイレに行くなら、博多・新大阪寄りの出入口へ向かえばOKです。隣の14号車は偶数号車でトイレがないため、14号車の乗客も13号車側のトイレを使いに来ます。

トイレを重視するなら、博多・新大阪寄りの出入口に近い列を選ぶと移動が短くなります。小さな子ども連れや、車内で何度か席を立ちそうな人には向いている位置です。

一方で、トイレに近い列はデッキの扉が開くたびに人の出入りがあります。落ち着いて眠りたい人は、両端のデッキから離れた中ほどの列を選ぶのがおすすめです。「トイレの近さ」と「静かさ」はトレードオフなので、自分の優先順位で決めましょう。

12号車・14号車より席が少ないのはトイレの分

13号車の90席は、両隣の12号車・14号車(各100席・20番まで)より少なめです。理由はシンプルで、トイレや洗面所のスペースを確保している分、客室を短くしているからです。偶数号車にはトイレがない分、そのぶん座席を2列多く並べられる、というわけです。

この「奇数号車は少し短い客室、偶数号車は長い客室」というリズムは編成全体で続いています。下の表は、ガタンゴトン研究所で号車別の座席数を一覧にしたものです。

号車 座席数 号車 座席数
1号車65席 9号車(グリーン)64席
2号車100席 10号車(グリーン)68席
3号車85席 11号車63席
4号車100席 12号車100席
5号車90席 13号車90席
6号車100席 14号車100席
7号車70席 15号車80席
8号車(グリーン)68席 16号車75席

※ガタンゴトン研究所調べ(N700系ファミリー16両編成の号車別座席数)

こうして並べると、13号車は5号車と同じ90席で、普通車の中では「中くらいのサイズ」の車両だとわかります。1号車や16号車のような先頭車は運転台がある分さらに少なく、11号車は車イス対応座席と多目的室がある分、普通車でいちばん席が少なくなっています。

座席の向きは回転できるので「東京寄り・博多寄り」は気にしなくていい

座席表を見て「進行方向と逆向きに座ることにならない?」と心配する人もいますが、新幹線の普通車の座席は回転式で、基本的に進行方向を向くようにセットされています。13号車でも、乗った時点で前を向いているのが普通です。

そのため、座席表で気にすべきなのは「前向きか後ろ向きか」ではなく、デッキやトイレからの距離、そして窓側か通路側かの2点です。グループで向かい合わせに座りたいときは、前の列の座席を回転させれば4人・6人のボックスにできます。回転させるときは、後ろの席の人が座っていないかを確認してからにしましょう。

ひとつ覚えておきたいのは、東京〜新大阪間で富士山が見えるのは山側のE席側ということ。13号車でも窓側のE席を取れば、天気のよい日は静岡県内で富士山を眺められます。景色を楽しみたい人は、E席を最優先で狙ってみてください。

ひかりの号車別の座席表をもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考になります。

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のぞみ・ひかり・こだまで13号車の扱いはどう変わる?

同じ13号車でも、乗る列車によって「指定席」か「自由席」かが変わります。ここを勘違いすると、きっぷを買い直したり、座る場所を探してホームを右往左往したりすることになりがち。JR東海公式の編成図で確認した内容をもとに整理します。

のぞみの13号車は普通車指定席

のぞみの13号車は普通車指定席です。JR東海公式の編成図では、のぞみは1・2号車が自由席、3〜7号車と11〜16号車が指定席、8〜10号車がグリーン車になっています。13号車はこの「11〜16号車の指定席ブロック」のまん中あたりに位置します。

のぞみは自由席が編成の博多・新大阪寄りの1・2号車にまとまっているため、13号車がある東京寄りのエリアは指定席の乗客だけが乗る車両が続きます。自由席を求めて歩いてくる人が少ないので、通路を行き来する人が比較的少ないのが特徴です。

出張などでのぞみの指定席を取るとき、「何号車でもいい」と自動で割り当てると、3〜7号車になることもあれば13号車になることもあります。東京駅や品川駅で乗る場合、改札やエスカレーターの位置によっては13号車付近が便利なこともあるので、乗る駅の階段位置とあわせて選ぶのがコツです。

なお、のぞみは年末年始・お盆・ゴールデンウィークなど一部の繁忙期に全席指定席となる期間があります。その期間は自由席がなくなるため、13号車を含む指定席の争奪戦になりやすい点に注意しましょう。

ひかりの13号車も普通車指定席

ひかりも13号車は普通車指定席です。公式の編成図では、ひかりは1〜5号車が自由席、6・7号車と11〜16号車が指定席、8〜10号車がグリーン車。のぞみより自由席が多い分、指定席は6・7号車と11〜16号車に寄せられています。

ひかりは静岡・浜松・米原などのぞみが停まらない駅にも停車するので、区間によって乗客の入れ替わりがあります。とはいえ13号車は指定席なので、自分の席が確保されていることに変わりはありません。

ひかりで13号車を取るメリットは、自由席の1〜5号車から離れていることです。自由席が混む時間帯でも、指定席車両まで歩いて席を探す人は少なめ。ひかりで座れる自由席の号車を知りたい人は、自由席側の記事もあわせて読んでおくと、自由席と指定席のどちらを選ぶか判断しやすくなります。

もうひとつ、ひかりはこだまとのぞみの中間的な存在なので、のぞみ用に覚えた「13号車=指定席」という感覚がそのまま使えます。のぞみとひかりは「13号車は指定席」と覚えておけば迷いません。

こだまの13号車は基本が自由席、指定席に変わる日もある

こだまだけは要注意。こだまの13号車は普通車自由席が基本です。公式の編成図では、こだまは1〜6号車と13〜16号車が自由席、7号車と11・12号車が指定席、8〜10号車がグリーン車となっています。

ただし、JR東海公式は「列車によっては、13・14号車を指定席に変更する日がある場合や、グリーン車を除き全車自由席となる場合があります」と案内しています。つまりこだまの13号車は日によって指定席になることがあるのです。旅行シーズンなどに指定席の需要が増えたとき、自由席の一部を指定席に振り替える運用だと考えるとわかりやすいでしょう。

ここでよくある失敗が、「こだまの13号車の指定席」だと思い込んで自由席に座ってしまうケースです。逆に、いつもの感覚で自由席きっぷのまま13号車に乗ったら、その日は指定席だった……ということも起こりえます。原因は「こだまの13号車は毎日同じ」という思い込み。対策は、乗る日の列車の編成を予約画面か駅の案内で確認すること。指定席に変更される日は、13号車のドア付近の表示も指定席になります。

こだまの自由席でどの号車が空きやすいかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

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🚆 13号車の扱い・列車別ガイド(東海道・山陽新幹線)

のぞみ 13号車=普通車指定席(自由席は1・2号車)

ひかり 13号車=普通車指定席(自由席は1〜5号車)

こだま 13号車=普通車自由席(13・14号車が指定席に変わる日あり)

共通 グリーン車は8〜10号車、車イス対応座席と多目的室は11号車

グリーン車・Supreme Classとの位置関係

13号車から見ると、グリーン車の8〜10号車は東京寄りではなく博多・新大阪寄りの方向にあります。13号車→12号車→11号車と進んだ先がグリーン車です。グリーン車は8〜10号車で全列車共通なので、のぞみ・ひかり・こだまのどれでも同じ位置関係になります。

また、2026年10月1日から東海道・山陽新幹線では、グリーン車よりさらに上質な個室タイプの上級クラス「Supreme Class」が始まりました。この個室は7号車と10号車に1室ずつ設けられていて、7号車は2名用、10号車は1名用です。13号車は従来どおりの普通車で、座席の並びは変わっていません。

つまり「新しいクラスができたら13号車の座席表も変わった?」と心配する必要はありません。13号車の18列・90席はこれまでと同じで、予約画面のシートマップもいつもどおりです。

個室の設備や予約方法が気になる人は、関連する解説を別記事にまとめています。13号車の利用者が直接関わる変化はないので、ここでは「13号車はそのまま」とだけ押さえておけば十分です。

東北・秋田・山形新幹線の13号車はまったく別の車両?

東北・秋田・山形新幹線の13号車はまったく別の車両?の解説画像

「新幹線の13号車」と検索したら、東北新幹線の13号車の情報が出てきて混乱した……という人も多いはず。実は東北方面の13号車は、東海道新幹線とは車両も座席の並びもまるで違います。ここを取り違えると、座席表を見ても話がかみ合いません。

はやぶさ+こまちの13号車は「こまち」の車両

東北新幹線のはやぶさは10両編成で、1〜10号車までしかありません。13号車があるのは、はやぶさに秋田新幹線のこまちを連結した列車です。東京〜盛岡間は、はやぶさ1〜10号車+こまち11〜17号車の17両編成で走ります。

つまり、はやぶさ+こまちの列車で「13号車」と書かれたきっぷは、こまち(E6系)の13号車のことです。こまちは11号車がグリーン車、12〜17号車が普通車で、13号車は普通車指定席。はやぶさもこまちも全車指定席なので、自由席はありません。

ここで起きやすいのが、はやぶさのつもりで乗ったのに、13号車がこまちの車両で行き先が違うというパターン。東京〜盛岡間は一緒に走りますが、盛岡で切り離されると、はやぶさは新青森・新函館北斗方面、こまちは秋田方面へ分かれます。13号車に乗っている時点で、盛岡から先は秋田方面に向かう列車だと覚えておきましょう。

もうひとつの注意点は、連結した列車の車両同士は通り抜けできないこと。はやぶさの10号車とこまちの11号車の間は行き来できないので、乗り込む号車をホームで間違えないようにするのが大切です。

こまち13号車は2+2列で、トイレ付き

こまちのE6系は在来線の線路にも乗り入れる「ミニ新幹線」のため車体が細く、普通車は2+2列の座席配置です。東海道新幹線の13号車のような3人掛けはなく、全席が窓側か通路側のどちらかになります。B席に当たる「まん中の席」がないのは、1人旅にはうれしいポイントです。

トイレはこまちの12・13・14・16号車にあり、13号車もトイレ付き。東海道新幹線の13号車と同じく、トイレに近い車両を選びたい人には便利な号車です。

コンセントは、こまちの普通車では窓側席と最前列・最後列に付いています。スマホやパソコンを充電したい人は、窓側の席を取っておくと安心です。

こまちの13号車を予約するときは、シートマップの横の並びがA・B・C・Dの4席になっている点も確認しておきましょう。東海道新幹線の感覚で「E席がない?」と戸惑う人がいますが、こまちの普通車は4列なのでE席は存在しません。

やまびこ併結時は自由席、つばさは全車指定

E6系はこまち以外に、やまびこ・なすのに連結して走ることがあります。JR東日本公式によると、やまびこ・なすのに連結されるE6系は12〜17号車が自由席です。つまり、やまびこで13号車に当たる車両は自由席になることがあり、はやぶさ+こまちとは扱いが違います。

一方、山形新幹線のつばさで走るE8系も11〜17号車の7両編成で、13号車があります。つばさ(E8系)は全車指定席と公式に案内されています。

このように、東北方面で13号車があるのは「連結されている7両編成の側」の車両です。同じ東北新幹線でも、どの列車に連結されているかで指定席か自由席かが変わるので、きっぷの列車名を必ず確認しましょう。

東北新幹線の停車駅や列車の違いをあわせて知りたい人は、停車駅の解説記事もチェックしておくと乗り間違いを防げます。

🔵 東海道・山陽新幹線の13号車

N700系ファミリー16両編成の13両目。3+2列で18列・90席。のぞみ・ひかりは指定席、こだまは基本自由席。トイレは博多・新大阪寄りデッキ。

🟠 東北方面(こまち・つばさ)の13号車

連結される7両編成側の車両。2+2列でE席なし。こまち・つばさは全車指定席、やまびこ・なすの併結時のE6系は自由席。こまち13号車はトイレ付き。

13号車で座るならどの列? 当たり席とハズレ席の見分け方

ここからは東海道・山陽新幹線の13号車に絞って、18列のうちどこを選ぶと快適かを考えます。同じ13号車でも、列によって「荷物の置きやすさ」「静かさ」「充電のしやすさ」が変わります。

静かに過ごしたいなら中ほどの列が狙い目

落ち着いて過ごしたいなら、13号車の中ほどの列が狙い目です。デッキやトイレから距離があり、通路を歩く人が少なめになりやすいからです。

新幹線の客室では、デッキの自動ドアが開くたびに人の出入りや音があります。とくにトイレのある博多・新大阪寄りは、13号車の乗客だけでなく、隣のトイレのない14号車の乗客も行き来するため、出入口付近は人通りが増えがちです。

18列のうち、両端のデッキに近い列を避けて中ほどを選ぶだけで、通路を通る人の数は減らせます。予約画面のシートマップで、上下の端から数列離れた位置を選ぶのが簡単な方法です。

ただし中ほどの列は、トイレまでの距離が少し伸びます。何度も席を立つ予定がある人や、子ども連れでトイレにすぐ行けるほうが安心な人は、次に紹介する端の列のメリットとてんびんにかけて選びましょう。

最後部の列は「特大荷物スペースつき座席」になる

大きなスーツケースを持っている人にとっての当たり席は、最後部の列です。JR東海は「一部指定席車両の最後部座席が『特大荷物スペースつき座席』です」と案内しています。座席の後ろにできるスペースを、荷物置き場として使えるようにしたものです。

13号車はのぞみ・ひかりでは指定席なので、最後部の列は特大荷物スペースつき座席として予約できる対象になります。スーツケースを足元に置かずに済むので、長い時間でも足を伸ばせるのが利点です。

ただし、このスペースは「特大荷物スペースつき座席」として予約した人のためのものです。普通の指定席として最後部の席を取っただけで、後ろのスペースを自由に使えるわけではない点に注意しましょう。詳しいルールは次の見出しで説明します。

荷物が少ない人にとっては、最後部の列には「背もたれを倒しても後ろに人がいない」というメリットもあります。リクライニングを気兼ねなく使いたい人にとっては、荷物がなくても気になる列です。

最前列・窓側はコンセントの当たり席

充電を重視するなら、窓側(A席・E席)か最前列・最後列を選びましょう。N700系・N700Aの普通車は、窓側席と最前部・最後部の座席にモバイル用コンセントがあり、それ以外の席にはありません。

N700Sなら全座席にコンセントがありますが、乗る列車がどの車両になるかは予約時に必ずわかるとは限りません。そこで「どの車両でも充電できる席」を選ぶなら、窓側か最前列・最後列が確実です。

最前列は、前に座席がない分、足元に少しゆとりがあります。一方で、前の座席の背面テーブルが使えないため、肘掛けに収納された小さなテーブルを使うことになる点は覚えておきましょう。パソコン作業をしたい人は、最前列より窓側の通常の列のほうが使いやすいこともあります。

まとめると、「充電もしたいし景色も見たい」ならE席、「充電しつつ足元も広く」なら最前列、と目的で選び分けるのがコツです。

C席・D席・B席、通路側の選び方

窓側が取れなかったときは、通路側のC席・D席が次の候補です。どちらも席を立ちやすく、トイレやデッキへの移動が楽です。

意外と知られていないけれど、実は3人掛けの通路側C席は、隣のB席が最後まで空きやすい席です。B席はまん中で人気がないため、混雑していなければ最後まで売れ残ることがあります。結果として、C席は「隣が空いて2席分使える」可能性がある通好みの席になります。

一方、2人掛けの通路側D席は、隣のE席(窓側)が人気なので、隣に人が座る確率は高めです。1人旅で隣を気にしたくないなら、D席よりC席のほうが期待できます。

B席はまん中で敬遠されがちですが、N700Sでは普通車の座席幅がA・C席より少し広く作られています。どうしても空きがなくB席になったときも、極端に窮屈というわけではないので安心してください。

目的 13号車の選び方 理由
静かに過ごしたい 中ほどの列 デッキ・トイレから距離がある
大きな荷物がある 最後部の列(特大荷物スペースつき座席で予約) 座席の後ろに荷物を置ける
充電したい A席・E席、最前列・最後列 N700系・N700Aでもコンセントがある
隣を空けたい1人旅 C席 隣のB席が売れ残りやすい
トイレが近いほうがいい 博多・新大阪寄りの列 トイレがそちらのデッキにある

荷物が多い人は要注意|13号車の特大荷物ルール

スーツケースを持って13号車に乗るなら、特大荷物のルールは避けて通れません。知らずに乗ると手数料がかかることもあるので、乗る前に一度確認しておきましょう。

「特大荷物」は3辺の合計が160cm超250cm以内

東海道・山陽・九州新幹線でいう特大荷物とは、3辺の合計が160cm超250cm以内の荷物です。縦・横・高さを足して160cmを超えると、特大荷物の扱いになります。

このルールができたのは、訪日客の増加などで大型スーツケースを持ち込む人が増え、デッキや通路に荷物があふれる問題が出てきたためです。荷物を置く場所を事前予約制にすることで、車内の混乱を防ぐ狙いがあります。

目安として、機内持ち込みサイズのスーツケースなら3辺合計は160cm以内に収まることが多く、特大荷物には当たりません。一方、1週間以上の旅行で使う大型スーツケースは160cmを超えることが多いので、買ったときのサイズ表示を一度確認しておきましょう。

なお、3辺合計が250cmを超える荷物は、そもそも車内に持ち込めません。自転車や大型の楽器ケースなど大きな荷物を運ぶときは、事前にサイズを測っておくのが確実です。

予約なしで持ち込むと手数料1,000円

特大荷物を持っているのに、特大荷物スペースつき座席などを予約せずに乗った場合、所定の手数料(1,000円)がかかります。JR東海の公式案内にも明記されているルールです。

ここが2つ目のよくある失敗です。「13号車の最後部の席を普通の指定席で取ったから、後ろに荷物を置けるだろう」と思い込んで乗車してしまうケース。原因は、最後部の席と特大荷物スペースつき座席を同じものだと思っていること。対策は、予約時に「特大荷物スペースつき座席」として申し込むこと。予約画面で選べるので、スーツケースのサイズが160cmを超えそうなら最初からこちらを選びましょう。

また、特大荷物スペースつき座席が満席のときは、デッキ部の一部に設けられた「特大荷物コーナー」を予約できる場合もあります。13号車の最後部が埋まっていても、あきらめずに予約画面で確認してみてください。

手数料を払えば持ち込めるとはいえ、そのときに置き場所が空いているとは限りません。荷物を持って車内をさまようことにならないよう、予約は早めに済ませておくのが安心です。

⚠️ 注意
13号車の最後部の席を「普通の指定席」として予約しただけでは、後ろのスペースに特大荷物を置く権利はありません。3辺合計が160cmを超える荷物を持っているなら、必ず「特大荷物スペースつき座席」として予約しましょう。予約なしで乗ると手数料1,000円がかかります。

予約はネットでも券売機でもできる

特大荷物スペースつき座席は、ネット予約のほか駅の券売機などでも予約できます。対応しているネット予約サービスは、エクスプレス予約・スマートEX・LINEからEX・e5489・JR九州インターネット列車予約です。

ネット予約なら、座席を選ぶ画面で「特大荷物スペースつき座席」を指定し、シートマップから最後部の列を選ぶ流れになります。13号車の最後部が空いていれば、そのまま13号車で確保できます。

駅の券売機で買う場合も、特大荷物の有無を選ぶ画面が出てきます。窓口で買う場合は、「特大荷物を持っています」と伝えれば、駅員さんが手配してくれます。

コツは、帰りの便も同時に予約しておくこと。行きだけ取って帰りを後回しにすると、帰りの日に最後部の席が埋まっていることがあります。往復とも荷物が大きいなら、往復とも最初に押さえるのが確実です。

コンセントとトイレ、13号車の設備はどこまで期待できる?

座席表と一緒に気になるのが、コンセントやトイレなどの設備です。13号車はトイレ付きの奇数号車なので、設備面ではむしろ恵まれた号車といえます。ここでは車両ごとの違いも含めて整理します。

N700Sなら13号車の全席でコンセントが使える

13号車がN700Sなら、全座席にコンセントがあります。JR東海公式も「全ての座席にコンセントが付いています」と明記しています。B席でもC席でも、自分の席から充電できるのはうれしいポイントです。

N700Sは東海道新幹線の新しい車両で、旧型のN700系・N700Aから順次置き換えが進んでいます。座席の背もたれと座面が連動して動く仕組みなど、乗り心地にも改良が加えられています。

見分け方としては、座席の肘掛け付近や足元にコンセントがあるかどうかです。乗ってから「自分の席にコンセントがない」と気づいた場合は、N700系・N700Aの車両である可能性が高いでしょう。

N700Sに当たるかどうかは列車ごとに決まっていますが、日によって車両が入れ替わることもあります。「必ず充電したい」という人は、車両の種類に頼らず、次に紹介する窓側の席を選んでおくのが安全です。

N700系・N700Aは窓側と最前部・最後部の座席だけ

N700系・N700Aの普通車は、窓側席と最前部・最後部の座席にだけモバイル用コンセントがあります。13号車でいえば、A席・E席の全列と、最前列・最後列の座席が対象です。

この配置になっているのは、N700系が登場した当時、全席にコンセントを付けることが一般的ではなく、窓側の壁や前の壁を使って設置したためです。その後、パソコンやスマホの普及で全席コンセントの需要が高まり、N700Sで全席に広がりました。

B席・C席・D席を取ってしまった場合、N700系・N700Aでは自分の席にコンセントがありません。モバイルバッテリーを持っておくと安心です。

充電しやすい座席の選び方を車両別にもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事が参考になります。

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💡 ヒント

どの車両に当たってもコンセントを確保したいなら、13号車のA席かE席を選ぶのが確実です。N700SでもN700系・N700Aでも、窓側席にはコンセントがあります。

トイレ付きの13号車は子ども連れ・高齢の家族にも向く

13号車はトイレ付きの奇数号車なので、トイレにすぐ行けるのが強みです。トイレのない偶数号車(12号車・14号車)に座ると、隣の号車までデッキを移動する必要がありますが、13号車なら自分の車両のデッキで済みます。

小さな子ども連れや、トイレの回数が多い高齢の家族と一緒に乗るなら、トイレのある博多・新大阪寄りの出入口に近い列を選ぶのがおすすめです。席を立ってから戻るまでの距離が短く、揺れる車内を歩く時間も減らせます。

ただし、車イス対応座席と多目的室は11号車にあります。車イスを使う人やおむつ替えのスペースが必要な人は、13号車ではなく11号車の利用を検討しましょう。13号車のトイレは一般的なトイレで、多目的室のような広さはありません。

家族旅行で13号車を取るなら、2人掛けのD・E席と3人掛けのA・B・C席を前後の列で取り、前の列の座席を回転させれば向かい合わせの5人ボックスにもできます。

N700S車イス対応座席付近の注意点

N700Sには、知っておくと得する注意点がもうひとつあります。JR東海公式によると、N700Sの11号車12番・13番のA,B,D,E席は座席幅が狭くなっています。車イス対応座席付近にあたる席です。

これは13号車の話ではありませんが、「13番」という数字が同じなので、座席表を見ているうちに混同する人がいます。13号車の席にはこの注意書きは当てはまりません。予約画面で「11号車13番」と「13号車」を取り違えないよう、号車と番号を分けて確認しましょう。

11号車は車イス対応座席と多目的室があるため、普通車の中でいちばん席数が少ない号車です。13号車からは12号車を挟んですぐの位置にあるので、多目的室を使いたいときも移動しやすい距離です。

こうした細かな仕様は、車両の置き換えや改修で変わることがあります。気になる人は、乗る前にJR東海のN700Sの車両編成ページを確認しておくと安心です。

シートマップで13号車の狙った席を確実に取る方法

ここまで読んで「13号車のこの席がいい」と決まったら、あとは予約で確実に押さえるだけです。座席指定の方法と、シーン別のおすすめをまとめます。

予約はネット・券売機・窓口・旅行会社の4通り

新幹線の指定席は、みどりの窓口、券売機、インターネット、旅行会社で予約できます。13号車の指定席も同じ方法で取れます。

いちばん席を選びやすいのはネット予約です。エクスプレス予約やスマートEXなら、シートマップで13号車の空席を見ながら、好みの列・好みのアルファベットを選べます。e5489やJR九州インターネット列車予約でも、山陽・九州方面の列車の座席を指定できます。

駅の券売機でも、座席表を表示して選べる機種があります。窓口で買う場合は、「13号車の窓側E席で」「最後部の列で」など、具体的に希望を伝えるのがコツです。

なお、自由席は座席指定ができません。こだまの13号車(自由席の日)は、乗った順に空いている席に座る形になります。どうしても座りたい列があるなら、こだまでも指定席(7号車・11・12号車)を取るほうが確実です。

STEP 1
列車を選ぶ(のぞみ・ひかりなら13号車は指定席)
↓
STEP 2
大きな荷物があれば「特大荷物スペースつき座席」を選ぶ
↓
STEP 3
シートマップで13号車を開き、列(1〜18番)と席(A〜E)を選ぶ
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完了
きっぷの「号車・番号・アルファベット」を確認して乗車

シートマップの見方は「列番号」と「A〜E」の2軸

シートマップを開くと、13号車の座席が縦に1〜18番、横にA〜Eの5席で表示されます。見るべきポイントは「何番か(列)」と「どのアルファベットか(窓側か通路側か)」の2つだけです。

画面上ではデッキやトイレの位置も表示されることが多いので、トイレに近い列か、デッキから離れた中ほどの列かもひと目でわかります。空いている席は色が変わっているので、希望の席が空いているかもすぐに確認できます。

2人で並んで座りたいときは、D・E席の同じ番号を選ぶのが基本。3人ならA・B・C席を同じ番号で取ります。4人以上なら、前後の列を取って座席を回転させれば向かい合わせにできます。

シートマップで希望の席が埋まっていても、出発が近づくと払い戻しで空きが出ることがあります。ネット予約なら座席の変更も手軽なので、こまめに確認してみるのも手です。

Q. はやぶさの予約画面で13号車が出てこないのはなぜ?
A. はやぶさ単独は1〜10号車の10両編成だからです。13号車があるのは、こまち(11〜17号車)を連結した列車のこまち側の車両。秋田方面に行くこまちのきっぷを取ると、13号車を選べるようになります。

シーン別|13号車を選ぶならこの席

最後に、読者のタイプ別に13号車のおすすめ席をまとめます。

出張・ビジネス利用の人は、のぞみ13号車の窓側A席かE席。どの車両でもコンセントがあり、パソコン作業や電話対応のために席を立つときも、窓側なら隣の人に一声かけるだけで済みます。

大きなスーツケースを持つ旅行者は、13号車の最後部の列を「特大荷物スペースつき座席」として予約。足元を広く使えて、手数料の心配もありません。

子ども連れの家族は、博多・新大阪寄りの列で、トイレに近い位置を。2人掛けと3人掛けを前後で取り、座席を回転させればボックス席になります。

1人旅で静かに過ごしたい人は、中ほどの列のC席。隣のB席が空きやすく、デッキからの人の出入りも少なめです。景色重視なら、富士山側のE席も候補になります。

こまちで秋田方面へ行く人は、2+2列なのでまん中の席がなく、どこを取っても隣は1人だけ。トイレも13号車にあります。

まとめ|新幹線13号車の座席表で押さえる5つのポイント

🚃 この記事の結論

東海道新幹線の13号車は18列・90席、3+2列のトイレ付き普通車です。目的に合わせて列とA〜E席を選び、ネット予約で押さえましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 座席数:1〜18番の18列・全90席
  • ✔ 列車別:のぞみ・ひかりは指定、こだまは基本自由
  • ✔ トイレ:博多・新大阪寄りのデッキにある
  • ✔ 荷物:最後部は特大荷物スペースつき座席
  • ✔ 東北方面:こまち・つばさ側の2+2列の車両

まずは次に乗る列車の予約画面を開いて、13号車のシートマップで「何番のどのアルファベットか」を確認してみてください。窓側が欲しいのか、荷物を置きたいのか、静かさを取りたいのか、目的をひとつ決めるだけで選ぶ席は自然に絞れます。

※編成や座席の扱いは変更されることがあります。最新情報はJR東海の車両編成ページ・特大荷物の案内・JR東日本のE6系ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

新幹線の窓側席と駅弁をこよなく愛する鉄道ファン。乗り換え案内や座席選びのコツ、お得なきっぷ情報など、鉄道旅をもっと快適にするための実用的な情報を中心に発信しています。交通手段の比較や空港アクセスガイドも得意分野です。

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