常磐線が止まって、改札の前で「遅延証明書ってどこでもらうんだっけ?」とスマホを握りしめていませんか。結論から言うと、常磐線の遅延証明書はJR東日本の公式サイトから過去45日分までさかのぼってスマホで取得でき、対象になるのは「概ね5分以上」の遅れです。さらに当日なら改札で駅員さんに「遅延証明書ください」と言えばその場で紙ももらえます。
ただし常磐線は「常磐快速線」と「常磐線各駅停車」で証明書のページが分かれていたり、上野東京ライン経由だとどの路線の証明書を選べばいいか迷ったりと、地味につまずきポイントが多い路線です。この記事では、電車にやたら詳しい友達の感覚で、最短でちゃんと使える証明書を手に入れる方法をまるごと解説します。
✅ この記事でわかること
✓ 常磐線の遅延証明書を取る3つのルート(Web・改札・どこトレ)と最短ルート
✓ スマホで過去45日分をさかのぼる具体的な手順と掲載時刻
✓ 上野東京ラインで「どの路線の証明書」を選ぶかの正解
✓ 特急は対象外など、知らないと損する勘違いトップ3
常磐線の遅延証明書は今どこで手に入る?最短ルートを先に教えます

そもそも遅延証明書って何を証明してくれるの?
遅延証明書は「その路線でその時間帯に発生した最大の遅れ時分」を証明する書類です。ここを勘違いしている人がとても多いのですが、あなたが乗った1本の列車が何分遅れたか、ましてや「あなたがその電車に乗っていたこと」を証明するものではありません。JR東日本も公式に「個々の列車の遅延時分を証明するものではなく、乗車されたことを証明するものではありません」と明記しています。
なぜそうなっているかというと、1本ごとの遅れを全部記録して証明するのは現実的に不可能だからです。朝のラッシュで何百本も走っている常磐線の列車を1本ずつ追跡するより、「この時間帯はこの路線が最大◯分遅れていました」とまとめて出すほうが合理的なんですね。だから会社や学校に出すときも、基本的には「その時間帯に常磐線が遅れていた事実」を示す書類、という理解でOKです。実用的には、これだけで遅刻の理由としては十分通用します。
根拠はJR東日本の遅延証明書ページに明記されているので、提出先に細かく聞かれたらここを見せれば安心です。
常磐線の証明書は「Web」「駅の改札」「どこトレ」の3ルート
取得ルートは大きく3つあります。①JR東日本公式サイトのWeb証明書、②当日に駅の改札・窓口でもらう紙、③「どこトレ」などの運行情報サービス経由です。いちばん使い勝手がいいのは①のWebで、スマホからいつでも過去45日分にアクセスできます。急いでいてその場で紙が欲しいなら②、というのが基本の使い分けです。
3ルートを「ガタンゴトン研究所調べ」で比較するとこうなります。自分がどの状況かで選んでください。
| 取得ルート | 紙でもらえる? | さかのぼれる範囲 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| JR東日本 Web証明書 | 画面・印刷で対応 | 過去45日分 | 後からゆっくり出したい人 |
| 駅の改札・窓口(紙) | ◯ その場で紙 | 当日のみ | 原本を求められる人 |
| どこトレ | 画面・印刷で対応 | 過去30日分(スマホ版は当日のみ) | 対象外路線を使う人 |
どこトレは相模線や青梅線など一部路線の証明書を扱うサービスで、常磐線そのものはJR東日本公式で完結します。詳しい掲載範囲はどこトレの遅延証明書ページを見ておくと、対象外の路線と乗り継いだときに慌てません。
何分の遅れからもらえる?5分が境界線
遅延証明書が出るのは「概ね5分以上」の遅れからです。3分や4分の遅れでは基本的に発行されません。逆に言うと、5分以上遅れた日はほぼ確実に証明書が出ていると思っていいので、朝のニュースで「常磐線遅延」と聞いたら、その時間帯の証明書をチェックする価値があります。
この「5分」という基準はJR東日本だけでなく、東京メトロなど多くの鉄道会社で共通しています。なぜ5分かというと、数十秒〜数分のズレは日常的に起きるもので、いちいち証明書を出していたらキリがないから。社会通念上「遅延」と呼べるラインとして5分が一つの目安になっているわけです。
「5分以上」が対象なのは在来線の普通列車です。常磐線でいうと快速・各駅停車・取手以北の普通列車が該当します。特急「ひたち」「ときわ」は普通列車向けの遅延証明書の対象外なので、特急利用での遅延は扱いが違う点に注意してください。
いちばん早いのは改札で「ください」のひと言
「今すぐ紙が欲しい」なら、改札を出るときに駅員さんへ「遅延証明書ください」と声をかけるのが最速です。その場で当日の証明書を手渡してもらえます。大きな遅延の朝は、改札前に駅員さんが束を持って配っていることもあるので、その場合は黙って受け取ればOKです。
注意したいのは、これは「当日のみ」という点。昨日の分を今日の駅でくださいと言っても、紙ではもらえません。過去分はWebに切り替わります。だから、その日のうちに会社へ提出する予定があるなら改札でもらう、後日まとめて精算するならWebで取る、と最初から決めておくと二度手間になりません。常磐線の起点側ターミナルである上野駅は改札も多く人の流れが速いので、降りる前にどの改札を使うか考えておくとスムーズです。
| 所在地 | 東京都台東区上野七丁目1-1 |
| 路線 | 常磐線・上野東京ライン・宇都宮線・高崎線・山手線・京浜東北線ほか |
| 公式サイト | JR東日本 常磐線の運行情報 |
上野駅そのものの改札やホームの使い分けが気になる人は、こちらの記事も参考になります。

上野駅に着いたけど、改札がいくつもあってどこから出ればいいかわからない…。新幹線のホームが地下にあるって聞いたけど、どうやって行くの?そんな風に上野駅で迷った経…
スマホで常磐線の遅延証明書を取る手順|過去45日分までさかのぼれる
公式サイトのどこを開けばいい?
スマホでの取得は、JR東日本の遅延証明書ページを開いて「常磐線」または「常磐快速線」を選ぶだけです。日付と時間帯を選べば、その日のその時間帯の最大遅れ時分が表示され、そのまま画面を見せたりスクリーンショットを撮ったりして使えます。アプリのインストールは不要で、ブラウザだけで完結します。
掲載されているのは過去45日分です。たとえば6月18日時点なら、ゴールデンウィーク明けあたりまでさかのぼれる計算になります。「先月の遅刻、証明書もらい忘れた…」というときも、45日以内ならまだ間に合うわけです。入口はJR東日本の遅延証明書ページなので、通勤・通学で常磐線を使う人はブックマークしておくと毎回探す手間が消えます。
JR東日本「遅延証明書」ページを開く
「常磐線」か「常磐快速線」を選ぶ
遅延した日付と時間帯を選ぶ
表示画面を提出 or スクショ・印刷
掲載されるのは1日5回、7時・10時・16時・21時・翌2時
意外と知られていないのが、証明書が出るタイミングです。JR東日本のWeb証明書は、当日の7時過ぎ・10時過ぎ・16時過ぎ・21時過ぎ・翌日午前2時過ぎの計5回、各時間帯の遅れが確定してから順次掲載されます。つまり朝8時に遅延に巻き込まれても、その分が反映されるのは10時過ぎになることがあるわけです。
これを知らないと「遅れたのに証明書が出てない!」と焦ってしまいます。理由はシンプルで、遅れ時分はその時間帯が一段落しないと確定できないから。朝ラッシュの最中にリアルタイムで数字を出すと、後から最大遅れが伸びて食い違うことがあるんですね。だから、朝に巻き込まれた証明書は、昼前にもう一度アクセスするのが確実です。急ぎで当日の朝イチに必要なら、Webを待つより改札でもらうほうが早い、という判断にもつながります。
💡 ヒント
朝の遅延を当日中に出したいけどWeb掲載が間に合わない…というときは、改札での紙発行とWebを併用するのが安全策です。とりあえず改札で紙をもらっておけば、Webの掲載タイミングに振り回されません。
スクショ?印刷?会社・学校に出す形を選ぶ
提出形式は提出先のルール次第です。多くの企業・学校はスマホのスクリーンショットやコピーでも受理してくれます。一方で、社内規定で「原本」を求められる場合は、駅で発行される紙の証明書が必要になることがあります。まずは自分の会社・学校がどちらかを確認するのが先決です。
迷ったら、Web画面をPDFや画像で保存しつつ、念のため当日は改札で紙ももらっておく、という二段構えが安心です。Web証明書は自宅のプリンターやコンビニのネットプリントでも印刷できるので、「紙が必要だけど当日もらい忘れた」というときも、45日以内なら印刷でカバーできます。原本指定でなければ、スクショ提出がいちばん手軽です。
ここで間違える人続出!上野東京ラインの「どの証明書」を選ぶか

常磐快速線と常磐線、2つあるのはなぜ
JR東日本の遅延証明書ページを開くと、常磐線まわりには「常磐線」「常磐快速線」「常磐線各駅停車」と複数の表記が出てきて戸惑います。これは常磐線が運転系統で分かれているからです。品川〜取手を走る快速電車(常磐快速線)、綾瀬〜取手を走り千代田線へ直通する各駅停車、取手以北の中距離電車では、それぞれ別系統として扱われています。
なぜ分けているかというと、同じ「常磐線」でも走る区間も車両も直通先も違い、遅れの発生の仕方が別物だからです。たとえば各駅停車は千代田線・小田急線まで直通するので、小田急側のトラブルで遅れることもあります。逆に快速は上野東京ライン経由で品川・東海道線方面とつながっているため、東海道線のトラブルが波及することもあります。だから「自分がどの系統に乗っていたか」で選ぶ証明書が変わるんです。
🚆 常磐線の3系統ガイド
常磐快速線 品川〜取手(上野東京ライン直通/一部は我孫子から成田線へ)
常磐線各駅停車 綾瀬〜取手(千代田線・小田急線と相互直通/上野へは行かない)
取手以北の中距離電車 取手〜土浦・水戸・いわき方面(普通・特別快速)
品川まで乗った人がやりがちな選択ミス
上野東京ラインを使って品川まで乗った人は、証明書選びでつまずきがちです。JR東日本は上野東京ライン利用者向けに「宇都宮線・高崎線・東海道線・常磐快速線・常磐線のいずれかから、乗車区間に合わせて選んでください」と案内しています。常磐線から乗って品川方面へ向かったなら、選ぶのは基本的に「常磐線(常磐快速線)」の証明書です。
やりがちなミスは、品川で降りたからと「東海道線」の証明書を選んでしまうこと。たしかに品川は東海道線の駅ですが、あなたが乗っていた電車が常磐線発の列車なら、遅れの原因は常磐線側にあることが多いので、常磐線の証明書のほうが実態に合います。判断に迷ったら「乗り始めた路線で選ぶ」と覚えておくと外しません。正式な対象路線・区間はJR東日本の対象路線・区間ページで確認できます。
千代田線直通(各駅停車)に乗っていたら証明書はどっち
北千住や松戸から各駅停車に乗って、そのまま千代田線へ直通した場合は少しややこしくなります。綾瀬より東京メトロ側で遅れたなら東京メトロ千代田線の遅延証明書、綾瀬〜取手のJR区間で遅れたならJR側の常磐線各駅停車の証明書、というのが基本の切り分けです。直通運転は便利な反面、「どの会社の区間で遅れたか」で発行元が変わります。
判断のコツは、遅れのアナウンスで「どこ発のトラブルか」を聞いておくこと。「小田急線内の影響で」と言われたら小田急〜メトロ側、「常磐線内で」と言われたらJR側です。両方の区間にまたがって遅れたときは、自分が実際に乗っていた区間を持つ会社の証明書を取れば問題ありません。東京メトロ千代田線の証明書は東京メトロの遅延証明書ページから取得できます。
「自由席のつもりが…」みたいな遅延証明書の勘違いトップ3
特急ひたち・ときわは対象外だった
1つめの勘違いは「常磐線が遅れたんだから証明書が出るでしょ」というもの。遅延証明書の対象は在来線の普通列車(快速・各駅停車・取手以北の普通を含む)で、特急「ひたち」「ときわ」は対象外です。特急で通勤していて遅れた場合、普通列車向けの遅延証明書ページには自分の乗った列車の遅れが反映されないことがあります。
なぜ特急が別扱いかというと、特急は座席指定の有料列車で、遅延時には特急料金の払い戻しなど別の救済制度があるからです。証明書というより料金の問題として処理されるイメージですね。だから特急で大幅に遅れたら、証明書を探す前に特急料金の取り扱いを駅で確認するほうが実益があります。特急の乗り方そのものに不安がある人は、こうした記事で予習しておくと安心です。

「特急かいじに乗りたいけど、きっぷってどうやって買うの?」「自由席はあるの?」——初めて特急かいじに乗ろうとすると、意外とわからないことが多いですよね。結論から…
「乗った証明」だと思っていたら違った
2つめは冒頭でも触れた「乗車証明だと思っていた」パターン。遅延証明書は、その時間帯にその路線が遅れていた事実を示すだけで、「あなたがその電車に乗っていた」ことまでは証明しません。だから極端な話、その電車に乗っていなくても、同じ時間帯なら同じ証明書が手に入ってしまいます。
とはいえ、これは制度として割り切られている部分で、会社や学校もそれを前提に運用しています。提出する側が証明書を悪用しない前提で、遅刻理由の客観的な裏づけとして使われているわけです。だから「乗ってないのに取れるの?」とモヤモヤする必要はなく、自分が実際に巻き込まれた日の証明書を正しく取れば、それで役割は十分果たせます。
⚠️ よくある失敗
「証明書があれば遅刻はノーカウント」と思い込むのは危険です。証明書はあくまで遅れの事実を示すもので、遅刻の扱い(控除あり・なし、フレックス精算など)は会社・学校のルール次第。証明書を取る前に、自分の職場・学校の規定を確認しておきましょう。
当日もらい忘れて翌々月に泣く
3つめは「もらい忘れ」。当日バタバタしていて証明書を取り忘れ、後日提出を求められて慌てるパターンです。救いは、JR東日本のWeb証明書が過去45日分まで掲載されていること。45日以内なら、後からでもスマホで取得できます。
逆に言えば、45日を過ぎると公式ページからは消えてしまいます。月をまたいだ精算で「先々月の分」を求められると、すでに掲載期間を過ぎていて取れない、という事故が起きがちです。対策は単純で、遅延に巻き込まれた日はその場でスクショを撮っておくこと。撮るだけならタダですし、使わなければ消せばいいだけ。常磐線で通勤・通学している人は、遅れた瞬間にスクショする習慣をつけておくと、後で泣かずに済みます。
紙の証明書が消えていく?2026年に起きた大きな変化

東京メトロは2026年4月から紙をやめてWebだけに
常磐線各駅停車が直通する東京メトロ千代田線では、2026年に大きな変化がありました。東京メトロは2026年3月31日をもって遅延証明書の紙配布を終了し、2026年4月1日からはWeb発行のみに切り替えています。改札で紙をもらう、という長年の光景が片方の会社では過去のものになったわけです。
背景にあるのは、スマホで誰でもWeb証明書を取れるようになったこと。紙を印刷・配布するコストをかけるより、Webに一本化したほうが効率的という判断です。東京メトロのWeb証明書は、始発〜7時・7〜8時・8〜9時…といった時間帯別に、5分以上の遅れを10分単位に切り上げて掲載しています。千代田線直通の各駅停車で通勤している人は、メトロ側がもう紙を出さない前提で動く必要があります。
「遅延証明書」はもともと紙が当たり前でしたが、近年は各社ともWeb化が進んでいます。東京メトロは2026年4月に紙配布を完全終了。一方でJR東日本は引き続き当日の駅で紙をもらえる運用を残しており、同じ常磐線まわりでも会社によって「紙が残る・消える」の対応が分かれているのが今の状況です。
JRの改札ではまだ紙がもらえる、の今
では常磐線を運行するJR東日本はどうかというと、当日に駅の改札・窓口で申告すれば紙の証明書を受け取れる運用が続いています。「原本でないと受け付けない」という会社に勤めている人にとっては、JR側で紙がもらえるのはありがたいポイントです。
とはいえ、世の中の流れとしてはWeb化・ペーパーレス化が進んでいるので、将来的にJRも紙の扱いを見直す可能性はゼロではありません。だからこそ、今のうちから「基本はWeb、原本が要るときだけ当日改札で紙」という使い分けに慣れておくと、仮に運用が変わっても困りません。最新の発行方法は、提出のたびに公式ページで一度確認しておくと確実です。
直通先で遅れたとき、どっちの会社に頼む?
常磐線各駅停車は千代田線・小田急線まで、常磐快速線は上野東京ライン経由で東海道線方面までつながっています。直通先で遅れたときに困るのが「どの会社の証明書を取るか」。原則は、実際に遅れが発生した区間を運行している会社の証明書を取る、です。
たとえば小田急線内のトラブルで各駅停車が遅れたなら、遅れの発生元は小田急ですが、あなたがJRや東京メトロの区間に乗っていたなら、その会社の証明書でも同じ時間帯の遅れが反映されます。提出先が求めるのは「遅れていた事実」なので、自分が乗っていた区間を持つ会社の証明書を1枚取れば十分です。複数社にまたがって全部集める必要はありません。迷ったら、乗り始めた駅の会社で取るとシンプルです。
常磐線はどの区間で遅れやすい?証明書が出やすいシーンを知る
品川〜取手と取手以北で別物だと考える
常磐線は取手駅を境に性格がガラッと変わります。品川〜取手は直流電車で本数が多く、上野東京ラインや千代田線と直通する都市近郊路線。一方、取手以北の土浦・水戸・いわき方面は交直流の中距離電車が走るエリアで、本数も都心側より少なめです。証明書を選ぶときも、自分が「取手より南」か「取手より北」かを意識すると、表記選びで迷いません。
取手が境界になっているのは、ここで直流と交流の電気方式が切り替わるという歴史的な理由があります。だから取手以北に直通できるのは交直流対応の車両だけ。都心側の各駅停車(直流専用)が取手止まりなのもこのためです。遅延の波及も、この境界を越えると伝わりにくくなる傾向があります。
直通が長いほど遅れは連鎖する
常磐線が遅れやすい理由のひとつは、直通運転の長さです。各駅停車は綾瀬から千代田線、さらに小田急小田原線まで一本でつながり、快速は上野東京ライン経由で東海道線方面と直通します。直通区間が長いほど、どこか1か所のトラブルが芋づる式に波及しやすくなります。
たとえば朝、小田急線内で人身事故があると、その影響が千代田線を経由して常磐線各駅停車にまで及ぶ、ということが起こります。逆に常磐線内のトラブルが東海道線方面まで波及することもあります。これは利便性と裏表の関係で、乗り換えなしで遠くまで行ける代わりに、遠くのトラブルをもらいやすいということ。だから常磐線は「自路線は平常運転なのに直通先のせいで遅れる」日が一定数あり、その分だけ証明書が出る機会も多めです。
| 区間・系統 | 主な直通先 | 遅れの波及イメージ |
|---|---|---|
| 常磐快速線(品川〜取手) | 上野東京ライン・東海道線方面 | 東海道線側のトラブルをもらいやすい |
| 各駅停車(綾瀬〜取手) | 千代田線・小田急小田原線 | 小田急・メトロ側の影響を受けやすい |
| 取手以北の中距離電車 | 土浦・水戸・いわき方面 | 都心側より波及は限定的 |
特別快速・快速・各駅停車で証明書の出方は変わる?
常磐線には品川〜土浦を走る「特別快速」もあります。停車駅は品川・新橋・東京・上野・日暮里・北千住・松戸・柏・取手・藤代・龍ケ崎市・牛久・ひたち野うしく・荒川沖・土浦で、品川〜土浦を下りで約60分と俊足です。気になるのは「速い列車だと証明書の扱いが違うのか」ですが、特別快速も快速も各駅停車も、在来線の普通列車として同じ遅延証明書の枠組みで扱われます。
つまり列車種別で証明書の出る・出ないが変わるわけではなく、「その路線・その時間帯の最大遅れ」がベースです。だから特別快速で遅れても快速で遅れても、選ぶのは同じ「常磐線(常磐快速線)」の証明書でOK。種別ごとに別の証明書を探す必要はありません。ここはシンプルに考えて大丈夫です。混雑する時間帯ほど遅れも発生しやすいので、ラッシュの時間帯を避けられる人は、そもそも遅延に巻き込まれにくくなります。

渋谷駅って、ただ「人が多い」だけじゃないんです。JR山手線・埼京線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線と、なんと8路線が…
遅延証明書を「ちゃんと使う」ための実用テク
通勤・通学で毎日使うならブックマーク必須
常磐線で毎日通勤・通学している人は、JR東日本の遅延証明書ページをスマホのホーム画面かブックマークに入れておくのが鉄板です。遅れた朝に検索バーから探すのは地味にストレスですが、ワンタップで開ければ、改札を出る前に証明書の有無を確認できます。
さらに一歩進めるなら、運行情報の通知も合わせて使うと便利です。常磐線が遅れた瞬間に気づければ、振替輸送に切り替える判断も早くなりますし、証明書のチェックも忘れません。「遅れてから慌てて探す」を「遅れた瞬間に動く」に変えるだけで、朝のバタバタがかなり減ります。
✅ 通勤・通学者のチェックリスト
✓ JR東日本の遅延証明書ページをブックマーク
✓ 自分が乗る系統(快速/各駅停車)を把握しておく
✓ 遅れた日はその場でスクショを撮る
✓ 会社・学校の提出ルール(原本か画像か)を確認済み
フレックス・遅刻控除…会社のルールを先に確認
証明書を取る前に確認しておきたいのが、勤務先のルールです。会社によって、遅延証明書を出せば遅刻扱いにならないところ、フレックスで自動精算されるところ、そもそも証明書の提出が不要なところまでさまざま。証明書をせっかく取っても、提出形式が規定と合わなければ二度手間になります。
とくに「原本(紙)でないと受け付けない」という規定がある場合は、当日に駅の改札で紙をもらう一手間が必要です。逆にスクショでOKな職場なら、Web証明書のスクリーンショットで完結します。自分の会社・学校がどのタイプかを一度確認しておけば、毎回の対応がパターン化できてラクになります。医療・法律のような分野ではないので難しく考える必要はなく、総務や担当者にひと言聞けば済む話です。
子連れ・旅行中に巻き込まれたときの最低限
通勤以外でも、家族旅行やお出かけで常磐線に乗っていて遅延に巻き込まれることがあります。子連れだとホームで証明書どころではないこともありますが、最低限スマホで「遅れた日付・時間帯・路線」だけ覚えておけば、後からWebで45日以内に取得できます。その場で紙をもらえなくても焦らなくて大丈夫です。
旅行で特急「ひたち」「ときわ」を使っていた場合は、前述の通り普通列車向けの遅延証明書とは別枠になるので、大幅遅延のときは特急料金の払い戻しなど別の救済を駅で確認しましょう。観光や帰省で取手以北の水戸・いわき方面まで足を延ばすときは、本数が都心側より少ないぶん、遅延が後続列車に響きやすい点も頭の片隅に置いておくと、予定に余裕を持たせられます。
まとめ:常磐線の遅延証明書は「5分・45日・路線選び」で迷わない
常磐線の遅延証明書は、ポイントさえ押さえれば迷うことはありません。対象になるのは概ね5分以上の遅れで、JR東日本の公式サイトから過去45日分までスマホで取得できます。当日その場で紙が欲しいなら、改札で駅員さんに「遅延証明書ください」と声をかければOK。Web掲載は1日5回(7時・10時・16時・21時・翌2時)なので、朝の遅延はお昼前にもう一度チェックすると確実です。
つまずきやすいのは路線選びです。常磐線は快速・各駅停車・取手以北で系統が分かれ、上野東京ラインや千代田線・小田急線と直通しているため、「乗り始めた路線」で証明書を選ぶのが基本になります。特急ひたち・ときわは普通列車向けの証明書の対象外という点も覚えておきましょう。
📝 この記事の要点
- 対象は「概ね5分以上」の遅れ。3〜4分では基本もらえない
- JR東日本のWeb証明書は過去45日分、1日5回更新で掲載
- 当日その場で紙が欲しいなら改札で駅員に申告
- 上野東京ライン利用時は「乗り始めた路線」で証明書を選ぶ
- 各駅停車は千代田線、快速は東海道線方面と直通=遅れが波及しやすい
- 特急ひたち・ときわは普通列車向け証明書の対象外
- 東京メトロは2026年4月から紙配布を終了しWebのみに
次にやることはシンプルです。まずはJR東日本の遅延証明書ページをスマホでブックマークしておきましょう。そして遅れに巻き込まれた朝は、改札を出る前にその場でスクショを1枚。これだけで、後から「証明書もらい忘れた…」と慌てることがなくなります。常磐線は直通が長いぶん遅れをもらいやすい路線だからこそ、取り方を先に知っておくと毎日の通勤・通学がぐっとラクになります。
※掲載している発行方法・掲載時刻・対象路線などは変更されることがあります。最新情報は各鉄道会社の公式サイトでご確認ください。

コメント